イエス様が「わたしはパンです」と言われた背景
イエス様が多くの病人をいやしておられたので、たくさんの人々がイエス様のあとに着いて来ました。彼らがある山に登ったとき、そこにはほとんど食べ物がなかったので、イエス様は5つのパンと二匹の魚を増やして、みんなに食べさせました。男の人だけでも5000人はいましたが、みんながお腹いっぱいになりました。その後、この奇蹟を見た人たちはイエス様を自分たちの王様にしようと、しつこく追いかけてきました。そのような彼らに対してイエス様は「なくなる食物のためではなく、いつまでも保ち、永遠のいのちに至る食物のために働きなさい。」(ヨハネの福音書 6:27)と言われ、「いのちのパン」であるご自分についての一連のことをお話しになったのです。(ヨハネの福音書 6章)
人々がイエス様を王様にしようとしたのは、自分たちがイエス様の奇蹟によって満腹したからでした。
このイエス様についていれば、食いっぱぐれることはないと思ったのでしょう。人間は未来を保証してくれそうなものに頼ろうとします。みんなが貯金をしたり、保険に入ったりするのもそのためでしょう。また、自分は労苦せずに食べ物にありつけるという「おいしい話」に飛びついた人たちも多かったことでしょう。このような人たちに、とりあえずの一時的で不安定な生活の保証としてではなく、永遠に変わらないいのちの保証としてのイエス様を求めるようにと「いのちのパン」について話し始められたようです。
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