やむやむ♪                  Vol.15  Home* about NYC* back numbers*


 
American Home cooking トラディショナルな 50'sアメリカン料理を作ろう!
半額セールで何と6ドル!(定価でも$12.98!お手頃です) 近所の本屋さんでかわいいお料理本を見つけました。タイトルは「1950年代のクックブック」。
レトロなイラストが目に留まったこの本、発刊されたのは割と最近の97年。著者が子供時代
を送った50年代、ママやグランマ 時にはダディが作ってくれたお料理のレシピをまとめたもので
その数はなんと300以上!黄金時代ともよばれていた50sアメリカの食卓が詰まっています。
基本的で簡単なレシピが中心なので、トライしやすいものばかり。タイトルも Mom's potato
salad (Pop'sのもある!)、Grandma's favorite banana bread・・・となっていたりして 更に
おいしそうな響き♪ コンテンツもサラダ、バーガー、サンドウィッチ、マフィン、スープ、シチュー、
キャセロール、メインディッシュ、デザート・・・と大判サイズ本(A4)の見開きにギッシリ。
ページのあちこちに入った挿し絵は、当時の冷蔵庫やガスレンジ、キッチン、テーブルの様子
のもので、私の一番興味ある 50sの生活が垣間見れるところもすっごく気に入りました。これ
でトラディショナルなアメリカ料理をしっかり勉強しようと思ってます。(112ページ)

Mom'n'Pop's Apple Pie1950s Cookbook Barbara Stuart Peterson/SMITHMARK
 over 300 Great Recipes from the Golden Age of American Home Cooking
こういうガスレンジ、憧れます!冷蔵庫の中も楽しいよね♪アメリカらしいダイナミック?な盛りつけ!基本のホットドッグはコレ!
 ↑挿し絵とレシピの写真。冷蔵庫やガスレンジの広告(大好き!)からもいくつか・・・ 左のガスレンジは GE!
 中にはオールドパイレックスのリフ(ブルー)も見えます♪ 隣は“かわいい広告が多い” CROSLEYの冷蔵庫。
 こちらにもリフやボウルが入ってます。おいしそうなプレートは、トマトソースたっぷりの『チキン&スパゲッティ』 そし
 て、野球観戦には欠かせない?『All-American ホットドッグ』 ナッツもお忘れなく・・・♪
 
 
 
yum! yum! Artichoke おいしすぎ♪ ただ今アーティチョークに夢中!
アメリカに来て初めて見て「・・・」となってしまったのが、このアーティチョーク。
実?つぼみ?これは一体何?? 触ってみるとゴツゴツしてて結構かため。そ
して青臭い匂い。どこをどうやって食べるんだろう?というより、おいしいのか
なぁという疑問の方が強かったり・・・ でも、地元の人は何個も選んで買っ
ていきます。「これは調理するより、まずどこかで食べた方がいいな」(笑)
ナパにあるワイナリー、ニーバウム・コッポラの向かいにある RUTHERFORD
GRILL で生まれて初めて食べたのがアーティチョークのグリル焼き。こんなに
大きくても食べるところは少なく、この青いリーフ部分は食べられない。下の
方のリーフ(白いところ)と Heartとよばれる根元に近い中心部分だけ!リ
ーフは歯でしごいていただきます。マッシュしたおイモ、豆?のような食感と
まったりとクリームっぽい味?が何ともおいしくてたまりませんでした。
穫れたて新鮮♪アーティチョークはいかが??
「アボガドが大好物だったら、きっと大好きだと思うな〜♪」 これが私の感想。何となく味が似てるような感じ。デリ
でもよく見かけますが、アボガド同様 アーティチョークもディップとして売られてます。これまた超ウマそ〜なんですよ。

右上の写真は、SFから南へ200kmほど行ったところにあるモントレーのアーティチョーク産地直売でのひとこま。
辺り一面は全てアーティチョーク畑!葉が覆い茂った間から茎が伸び↑コレが上にちょこんとついているのだ。(驚)
サイズはソフトボール大と結構大きめ。立てかけてある札には、『見た目はかわいくないけど、味は最高!』と書か
れている。「うんうん、ホントそうだ!(笑)」とうなずきながら夢中になって選んだ私です。→Wソノマの本
に載って
いたレシピ(レモンソースのソテー)でおいしくいただきました。
アーティチョークは前菜として用いられることが多いそうで、炒・煮・揚・焼 と調理法もさまざま。ワインやお酒といっ
しょにいただくのも最高です。基本的なトリミング法は まず根元の茎とリーフ部分上3分の1をカット、側面の青々
としたリーフも取り除いてから、適当な大きさに切ります。白い部分は変色しやすいので、レモン水に浸けながら。
グリルするときは少しスチームしてからそのまま、でも♪ガーリックとの相性もバッチリ!マリネにしても good!
おいしいオリジナルレシピを発見したら、いつかご紹介します、ね!?(笑)
とりあえず形だけ・・・次回試してみます!笑 アーティチョーク・スチーマーを買ってみました!($1.99)
説明書によると、深めのお鍋に ←コレを置き、1インチまで水を入れ蓋をして20〜
35分スチームするのだそう。
超簡単!クリームランチディップの作り方も載ってました。
ヨーグルト、ランチドレッシング、玉ねぎのみじん切りを混ぜ合わせるだけ♪

←ジャンボサイズのアーティチョーク。これでたったの25カロリーなんだって!
 やむメモ♪・・・Artichoke アーティチョーク 和名:チョウセン-アザミ キク科の多年草 原産地:北アフリカ
 乾燥地帯を好む植物。「食べられる花」として欧米では一般的な野菜のひとつ。↑この後 紫色の花が咲く。

2002-3-3