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中東戦争
中東戦争の定義は、イスラエル国防軍が本格的に参加した戦闘を指します。イラン・イラク戦争や湾岸戦争は中東地域での紛争ですが、イスラエルが主役ではないので中東戦争とは呼ばないことにします。
ＷＷⅠ、ＷＷⅡ
World War Ⅰの略です。つまり第１次世界大戦ということです。同じくＷＷⅡも第２次世界大戦という意味です。
カミカゼ（アタック） Kamikaze
第２次世界大戦中に日本軍が行なった自爆による攻撃です。特別攻撃隊（特攻）とも言います。自爆する事を指す国際用語となりました。
カミカゼ（ストライク） Kamikaze
アメリカでの同時多発テロ（ＷＴＣビル突入）などの、自爆による攻撃の事です。
ステルス Stealth
レーダーに映りづらい構造と素材で作られた兵器です。レーダーに発見されずに敵地に侵入するためのものです。現在はステルス攻撃機Ｆ－１１７やＢ－２爆撃機などがあります。将来的には軍艦や車両もステルス化されていきます。
国連安全保障理事会（安保理） The
United Nations Security Council
国連の機関の１つで世界平和の維持のための活動を行ないます。世界中のどこかで紛争が起こると、それを平和の状態に戻すため軍事行動を含む強制措置を行ないます。
対空レーダー
空から来る敵を監視するためのレーダーです。そのため上に向けてあり、敵機が地上すれすれを飛行して来た場合、発見することができません。
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■ 航空兵器
アタックヘリ Attack Helicopter
攻撃型ヘリコプターのことです。戦車などを空から攻撃する事を目的に開発されました。イスラエルや自衛隊はアパッチ攻撃ヘリコプターをアメリカから輸入しています。
戦闘機、攻撃機、爆撃機
戦闘機とは敵の飛行機と戦う事を目的に開発されました。そのため、小型で動きが俊敏、搭載する兵器は空対空ミサイルです。
★ Ｆ－１５ イーグル
イスラエル空軍の戦闘機です。アメリカ製です。Ｆ－１５は航空自衛隊も使っています。 ★ Ｆ－１４ トムキャット
アメリカ軍の戦闘機です。この戦闘機は革命前のイラン帝国にも売却され、ペルシャンキャット（ペルシャ猫）となりました。ホメイニ政権は敵国の戦闘機ではあるが、性能は高いのでイラン・イラク戦争でもしっかり使っています。
攻撃機とは戦闘機くらいの小型機でありながら爆弾やミサイルを搭載して敵の地上や海上の目標を爆撃する飛行機です。
★ Ｆ－１１７ ステルス
★ Ａ－１０ サンダーボルトⅡ
現在では、この戦闘機と攻撃機の性能を備えた、戦闘攻撃機なるものが活躍しています。
★ Ｆ－１５Ｅ ストライク・イーグル
★ Ｆ－１６ ファイティング・ファルコン
★ Ｆ－１８Ｅ／Ｆ スーパー・ホーネット など
爆撃機とは大型の飛行機でたくさんの爆弾を搭載し、ばら撒く飛行機です。大型で鈍重なため、敵の戦闘機に狙われたらひとたまりもありません。そのため、味方の戦闘機が護衛につきます。
★ Ｂ－１Ｂ ランサー
★ Ｂ－２ スピリット など
ミサイル Missile
ロケットやジェットエンジンによって推進し、目標物を追尾して破壊する武器です。何で誘導されるか、熱源追尾、レーダー、レーザー、ＧＰＳ、人間の目などです。
対戦車ミサイル ATM
Anti - Tank
Missile
文字通り戦車に対して威力を発揮するミサイルですが、イスラエルではゲリラの乗った自動車に対しても発射されます。ミサイルは装甲車やヘリから発射されます。
対空ミサイル SAM
Surface-to-Air Missile
地上から飛行機を攻撃するためのミサイルで、地対空ミサイルとも言います。ただし、ミサイルだからと言って絶対当たるというわけではありません。飛行機はミサイルを回避することも可能です。
巡航ミサイル Cruise Missile
軍艦や潜水艦から発射されるミサイルです。長躯、敵の領土内まで飛んでいき、ナビに設定された目標に命中します。”トマホーク”はアメリカ海軍がスーダンやアフガニスタンに撃ちこみました。
対地ミサイル ASM
Air-to-Surface Missile
航空機から発射され、地上の目標を狙って攻撃するミサイルです。おもに、レーダー基地、防空壕、兵器工場などを目標とします。
爆弾 Bomb
飛行機から投下され、自然落下し、地上付近で爆発します。以前は目標までの慣性による移動を計算して投下していましたが、現在は飛行機から目標に向かって照射されたレーザー光線に乗りある程度爆弾自らが飛翔します。
・バンカーバスター：コンクリで固められた地下シェルターを貫通し、内部を破壊する爆弾です。
・クラスター爆弾：小型の爆弾を一つに集束し、目標付近で分裂、広範囲を制圧します。
軍艦
空母 航空母艦 Aircraft Carrier
空母とは飛行機を載せて、敵の近くまで接近し攻撃を行なう軍艦です。つまり、海上移動基地と言うわけです。
この空母で編成された攻撃部隊の事を、機動部隊（動きが活発だから）といいます。この機動部隊の攻撃力の高さが発見されたのは第２次世界大戦の太平洋戦線でした。
パールハーバーは日本軍の機動部隊によって潰されました。これを教訓として戦後はでかい大砲を積んだ戦艦は役目が終わりました。大砲は攻撃より防御に使われるようになったのでした。
現在の軍艦はミサイルで攻撃と防御を行ないます。しかし、ミサイルが発達した現在も戦闘機による攻撃は必要です。
・戦闘機の発進と着陸
戦闘機の空母からの発進、これを発艦といいますが、テレビなどで見るとすごい勢いで飛び出しています。これはカタパルト（射出装置）によって飛行機を一気に離陸速度まで加速させているのです。現在は圧力を利用したカタパルトが主ですが、最新はリニアだそうです。
着陸は艦（軍艦）に下りるので着艦と言います。着艦は滑走路の長さが限られているので止まりきれないと海に落ちてしまいます。
このため、飛行機はお尻からフックを降ろし、滑走路に張られたワイヤーに引っ掛けて無理やり停止させます。
アメリカ海軍の空母には一部をのぞき、国家に貢献した人物の名前が使われています。ジョン・Ｆ・ケネディとかステニスとかカールビンソン、原爆投下のハリー・トルーマンなど。そして、２００８年就航予定のジョージ・Ｗ・ブッシュがあります。
イージスシステム搭載型防空駆逐艦（イージス護衛艦） Ａｅｇｉｓ
スーパー高額なハイテク軍艦です。世界でアメリカと日本とスペインとノルウェーしか保有していません。日本が保有しているのだから防衛型の軍艦でしょうね。
イージス艦はすごいレーダー（イージスシステム）を搭載しています。これで迫りくる敵の戦闘機をキャッチして攻撃します。この強力なレーダー性能がイージス艦の存在意義です。
ちなみにレーダーから放射される電磁波は人間に影響があるので、港にいる時は電源を切っています。
攻撃型イージス・ミサイル駆逐艦
イージス艦に積極的に攻撃を行なえるよう、攻撃用のミサイルを搭載した駆逐艦です。アメリカ海軍が保有しています。
攻撃型ミサイル潜水艦
潜水艦に巡航ミサイルを搭載し、水中から発射する潜水艦です。水中から敵地に近づくので、発見されません。
兵器会社
ＭｉＧ
ソ連の戦闘機会社です。ミグと発音します。ソ連の戦闘機はＭｉG-１５のように会社名の後に数字がつきます。
コマツ
自衛隊がイラクに持ち込んでいる軽装甲機動車（戦車ほど装甲が分厚くなく、機動力が高いと言う意味です）はコマツ製です。
三菱重工
ゼロ戦を作った三菱は現在も兵器を製造しています。三菱Ｆ－２戦闘機や９０式戦車（世界一高い戦車）は三菱製です。
ボーイング Boeing
アメリカの巨大企業です。日本を爆撃したＢ－２９はボーイング製です。マクダネル・ダグラス社と合併したため、マクダネル・ダグラス・Ｆ－１５はボーイング・Ｆ－１５となり、同じくＦ－１８もボーイング・Ｆ－１８となりました。
ロッキード・マーティン Lockheed Martin
こちらもアメリカの巨大兵器会社です。ゼネラル・ダイナミック社を吸収したため同社のＦ－１６はロッキード・マーティン・Ｆ－１６となりました。
アメリカの次世代戦闘機Ｆ－２２とＦ－３５の製造元です。競争試作ではＦ－２２でノースロップ・グラマンに勝ち、Ｆ－３５でボーイングに勝ちました。戦闘機部門では大勝したようですね。
ステルス攻撃機Ｆ－１１７を製造したのはロッキードの極秘研究機関、通称”スカンク・ワークス”です。
ノースロップ・グラマン Northrop Grumman
アメリカ海軍戦闘機Ｆ－１４の製造元グラマンとステルス爆撃機Ｂ－２の製造元ノースロップが合併して出来た会社です。 |
