11/24 クライストチャーチ〜ネルソン
クライストチャーチは曇天、ソシテ途中はついに雨。
今日はネルソンまでやく430kmの旅。まずはFredの運転でモーテルを朝9時に出発。すぐの信号を過ぎたところで、「運転してみる?」と言う事でAkio氏に替わる。時速100kmでひたすら北へ、途中で4月に寄ったペガサスベイのワイナリーをかすめ平原をひた走る。Waiparaで左に曲がりinlandのコースを取る。途中ハンマースプリングやマルイアスプリングと言った温泉地帯?があるが、雨のため先を急ぐ。マルイアは日本の会社が開発したので日本式の温泉が有るそうだがこれはまた後日。マルイア温泉を過ぎて暫く行くとsprings junctionでGreymouthに行く道と分かれる。暫く北に走るとMaruia大断層地帯が有り、川に沿ってずっと続いている。ずいぶんな高さの絶壁で、滝の水量もなかなかのもの。その川床にどこから来たのか山羊の群。チャレンジャー達かな?
途中町らしい町は一つも無いが、道路の両脇まで迫る森林が美しい。うっそうたる木々の幹からお爺さんの髭が長ーく下がり幽玄な雰囲気(しかしこれ木にはあまり良くないそうだ)。森を抜けると草原で黄色いえにしだ、黄色いルーピンの花盛り。黄色のルーピンNZでは野生種でなかったのだけど、どこかの庭からあっと言う間にそこらじゅうに広がったそうだ。全山まっ黄色というとこもあり、ちょっと異常。
久し振りの町?Murchisonでミートパイとカプチーノで一息つく。この街娘婿殿が高校時代に自転車で旅した時泊まったと言う学校が、いい感じで建っていた。小さいけれど居心地よさげな町。次はこのあたりからネルソンレイクあたりへ行きたい。山道が段々平坦になり広くなってリッチモンドに着く。ネルソンまではもう少し。途中の道路工事にはばまれてネルソン入りは背面の山手から、偶然着いた教会に詣でる。愛想のないコンクリート作りだが、庭の木々が美しい。
Tahunaのビーチで遊ぶ頃には雨も上がり泳いでいる人も見掛ける。NZで初めて見る広ーい砂浜。お子様遊園地も有り動物園もある模様。
少し西に戻ってネルソン空港でレンタカーをピックアップ。ここでRenwickからわざわざ出かけて私達に会いに来てくれたJuneと再会。彼女とは98年にLesleyとともに来日した時一緒に京都や長野を旅して以来の友達。まったく日本語を解しないけれど、心で話せるいい友達。70歳にも成るけれど彼女を頼ったり相談して来る人があれば、すぐ車で駆けつける。最近も南アフリカからコンゴを経てエジプト、そして北欧まで1人で旅して来たそうで、お土産にびーダマのような赤い石を貰う。5人でストークのカフェで御茶をのみFred達と別れて2人の旅の始まり。
短い間だったけれどいろいろ話せて、聞けて(婿殿の昔話もしっかり聞きましたよ〜)お互いを一層理解出来た事ももちろんですが、ロコじゃなければ分らないいろいろの場所を訪ねる事も出来てとても良かったです。有り難うFred&Lesley.
3人に見送られて夕方といってもまだまだ太陽の高い海岸沿いの道をKinaに向けて走る。レンタカーはHertzで借りたフォード。なかなか快適そして後で会ったかほりさんにNZにもこんなきれいな車あったんだといわれたくらいぴっかぴか!
道は車も少なく快適だけど常時100を超す流れの速さ。その中でナビをするのは大変だけど、私達にはRyuさんから送ってもらった非常に詳細なナビ文があったので、初めてのところで、そしてちょっと見落としがちなとこにも拘らず、迷わず到着。今夜の宿はKina Colada。キナ半島の丘の上にあるスパ・リゾート。このネーミングきっとピナコラーダから来てるね、ラテン系かな?と思ったらオーナーはドイツのババリア地方の出身。若いハンスとスージーで経営している。小学生の男の子とジャーマンシェパード。まだ新しくてそこらぢゅうピカピカ。そしてセンスの高さと感性の若さが伺われるインテリア。
ウエルカムティーのポットがとても素敵でした。NZメーリングリストネルソン支部の皆さんとのオフミーテイングの時間が迫って来たので館内探検は後にと決めてそそくさと出発。
もと来た道を戻ればいいだけなのに、変なとこで間違えてゴルフ場のようなところに出る。御屋敷みたいな建物もある( これRyuさんからの報告によると、なんとNZ No1の大金持のおうちだそうです) が農地と牧草地が広がりのどかな景色。海も一望だ!ししろがねNZ別館を建てるならここ! しかし資金が!!
迷ったために少し遅れてMapuaのBoatshed Cafeへ。
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