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授業の中でも何度か出てきていました「初級システムアドミニストレータ試験」というものがあり、私はこの秋に受験して、無事に合格しました。v(^-^)。興味深い試験だったので、概要を紹介します。
- 試験を知ったきっかけ
- 損保会社に勤める友人が、会社から受験を奨励されているので今度受けるのだという話を聞いたのが最初で、それまで僕はこの試験のことをまったく知りませんでした。
- 試験の概要
- 試験は通産省の行う情報処理技術者試験のひとつですが、その分野は、先生も言われていたとおり、EUC(エンド・ユーザー・コンピューティング)であるというところに、特色があります。
- つまり、実際にプログラミングを行ったりするコンピュータのいわゆる専門家ではなく、ユーザーの立場で、その部門内の情報化を推進する人材とされています。
- だから、旧「第二種」のように、コンピュータ言語が試験に出てきたりすることはありません。
- 試験の内容
コンピュータについてのハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク等の知識のほか、一般的な業務内容や提案(表現)能力など、直接コンピュータに関係のない分野まで広範囲について基礎的な知識を求められます。
- コンピュータの知識のなかで特色となっているのは、表計算ソフトにおける条件式の記述と、データベースソフトにおけるSQL(データベースを扱う一種の言語)の知識です。
- 年々難しくなっている傾向ではありますが、情報処理技術者試験の中では最も取り組みやすい資格です。
- コンピュータの扱いに慣れていれば、ほぼ常識的に解ける問題も多く出題されますが、だからといって、パソコンに慣れていれば無条件に通るというものでもなくて、多少は勉強しなければなりません。
- 勉強の方法
LECにもシスアド受験のコースが用意されていて、3ヶ月コースとなっているようで、これを受講すればもちろんカンペキでしょうけれども、ある程度コンピュータに慣れていれば、そんなに時間をかけずに準備することも可能だと思います。
- 僕が利用したのは、月刊誌『合格情報処理』の連載記事をまとめた『初級シスアドの教科書』という本です。シスアドの参考書としては最もやさしいものだと思います。
- このほかに、過去問題が載っている本を一冊購入し、数回分の問題を解きました。
- 何が得られるか
- 初級シスアドを取ったからといって、直ちに現場で何か役に立つというものではないかも知れませんが、自分の知識を客観的に評価する尺度のひとつとして、僕自身面白く感じました。
- まず、初級シスアドという試験分野そのものがあるということを知ったこと。さらに、それを基準に、情報処理技術者試験というものが、どーゆーものであるのか、概要を知ることができました。
- SQLなど、この勉強のなかで初めて知った知識も結構あった。SQLなどはもっと勉強してみようかと思った。(やってないケド)。
- そんなこんなで、パソコン中級クラスの皆さんにはお勧めの試験ですので、以上のようにタラタラと書いてみました。失礼しました。
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