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2002年度ホームワインメーカーズ・クラッシックがナパのセントスペリー・ワイナリーで開かれた。今年で20年目のこの趣味のワイン作りコンテスト兼オークション大会は、サンフランシスコ近辺でワイン作りが静かなブームを呼んでるのを反映して大盛況だ。
白いキャンバス製の傘の下に約250銘柄、三百本の競売用ワインが涼しそうにズラリと並ぶ。コンテスト参加者のブースがその周りをゆったりと囲む。花やつまみで美しく飾られた各ブースで入場券と引き替えにくれる大会の名入りグラスを差し出すと、手作りワインを試飲できる仕組だ。「うまい!」のが見つかると用紙に競り値を書き込んでオークションに参加。大会には地元大手ワイナリーのプロの利き味(ワインメーカー)が審判として参加、カバルネ、ジンファンデルなどのカテゴリーごとに入賞ワインを決定。
「シャトウ・ポメレッテ」はビルとウェンディの力作。ワイン作りは今年で5年目、毎年160ボトルほど作る。地元大手ワイナリーがビンヤードで摘み残した葡萄が原料だが、これが大作業。家族や友人の助けを借りて約千ポンドを一日がかりで収穫する。ラベルは自分でデザインするというビルの本業はコンピュータ技師だ。
ローラとマリアは、コンテストに出品した従兄弟を応援するためにサンフランシスコからやってきた。が、実は二人ともナパに家庭葡萄園を持つホームワインメーカー。「ベルディキオ」ワインで有名なイタリアのフロントネ出身で、お父さんが作るワインを飲みながら育った。「ジジ」というのがローラのワインの銘柄名で、来年はコンテストに復帰するそうだ。
「サシ・デ・カサノバはカサノバの石という意味」とフランクは言う。そのくらい彼のカバルネはヘビー。サンフランシスコで歯医者をしていたが、日常生活でワイン作りが比重を増し、葡萄畑に通えるようにと、ナパのそばの町に引っ越してしまった。700本ある葡萄の木には皆名前がついていて、週末には必ず一本々々の木とお話しをするそうだ。
趣味のワイン作りだが、二千本以上も葡萄の木を持っている人、退職後はワイン作りに専念するいう人、ワイナリーから葡萄購入の申し出を受けた人など、ホームワインメーカーと言えど、玄人肌並みが沢山いる。競売の売上げは、ナパ消防署へ寄付されるそうだ。
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