それまでは PC-9801 RA21 (tuned up to 80486, 40MHz) と PC-9801 NS20 (80386SX 12MHz)を使っていました。Editor として VZ Editor を使い、一太郎で layout して、Epson LP3000 laser printer から出力していました。
もっと昔を申しますと、editor は Final editor の前身の SPS editor も使っていました。VZ editor の smooth scroll と SPS editor の超高速 scroll は素晴らしく、大変使いやすいものでした。Mac では、G3 の時代になってやっと実現しました。
1990 年代になりますと、いろんな layout での出力が必要となり、Presbox (MS-DOS version) を導入しました。98,000 円したと思います。しかし、Mac と Laser Writer II NTX-J での出力にはとてもおよびませんでした。Mac IICi と Laser Writer II NTX-J にあこがれましたが、当時この set は 200 万円したと記憶しています。庶民には縁のない世界でした。Aldus Page Maker もとても高価な soft でしたので、Mac user でもなかなか手が出ないものでした。今や Aldus もなくなり、Page Maker もあまり聞かなくなりました。
Windows 3.1 を導入し、なんとか DTP のまねごとを始めました。このころの Windows はまだ実用的ではなく、お遊びでした。File organizer や Sloop manager といった accessory を使って、見た目を少しでも Mac に近づけようとしていました。
Windows 上では、True Type font が使えましたが、display 画面上での layout と実際の print out されたものの layout が大きく食い違い、WYSIWYG には程遠く、とても DTP としての実用性はありませんでした。結局、Presbox を使っていました。
1990年頃、職場に Mac IICi と Laser Writer II NTX-J が導入され、Excel、Mac Write II、Mac Draw II といった soft で作業が行われるようになりました。私はまだ 98 user でしたので、自宅の作業環境を職場に近づけるために、Excel を購入しました。これも 98,000 円と高い soft でした。
私が今でも使う唯一の MS 製品が Excel です。Up date を根気よく続けて、とうとう Office 98 Macintosh Edition まで来ました。しかし、Word はほとんど使いません。今でも Mac Write II です。Power Point も使いません。Mac Draw Pro で充分です。ちなみに私は、Mac Draw Pro 英語版、マックドロー Pro 日本語版、クラリスドローと、3 つとも購入しました。
PC 9801 を使っていた頃、一太郎が、ver. 4 となり、滅茶苦茶重くて遅い soft となりましたので、VJE-PEN に乗り換えました。日本語入力は、ATOK から VJE beta に替えました。VJE-PEN は高機能かつ軽快な使いやすい soft でした。PowerBook 180 を購入したとき、Mac 版 VJE beta も導入し、変換辞書は text にして PC 9801 からPowerBook 180 に移しました。私は今でも日本語入力は VJE (delta) です。
VJE delta は Linux 版が出たそうで、次は Mac OS から Linux になっても VJE を使い続けることができそうです。
Color slide を作る必要が生じ、職場に color slide recorder が導入されました。とうとう Windows ではついていけず、Mac を購入する決心をしました。職場と自宅を持ち運べて、かつ最新のものを、ということで、PowerBook 180 を購入しました。
1997 年に、ある日突然電源が入らなくなりました。修理に出しましたが、それまでの5年間、ずっと職場で使っていました。