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10.31

アメリカで、カフェインフリーのコーヒーのことを「unleaded」(無鉛ガソリンの「無鉛」)と言うことがあるというのは、本当でしょうか?、
Diet Cokeとかと同じノリで(かどうかは知りませんが)、アメリカではカフェインフリーのコーヒーが幅を利かせているみたいですね?、それで、スターバックスにカフェインフリーのメニューがいつもあるのも納得できます。

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私、先日、じつは初めて、ヒガシマル醤油を買いました。
醤油の味が濃いことにはずっと違和感があったのだけど、気にせずに使っていたのですが…、北大路魯山人の本を読んでいたら、龍野の薄口が良いと書いてある。そんなら、今度はヒガシマルにしてみようというわけで。

ホント、薄口というか、薄色で、よろしい感じです。これを機に僕も「ヒガシマル派」になるかもしれません。

「濃口醤油ではどうもよい料理ができないのです。薄口というのがあります。これは播州竜野でできるのですが、関西では昔から使われています。東京にはこれまでありませんでした。近頃、山城屋には置いています。実際、薄口でなければ、ほんとうによい料理はできません。色はつきませんし、しかも、値段は安く、塩分が多いからよくのびて、経済からいっても大いに安いし、まったく料理には薄口がなければならないといってもよいでしょう。」(1933)

10.26

深夜に起きているときに「ラジオ深夜便」聞いてると(^^;、結構古〜い曲が毎晩掛かっているんですよね。

子供の頃に聞くとはなしに聞いていて、耳に刷り込まれている曲というのがいくつかあるみたいで、そのうちのひとつが不意に流れてくると、涙がちょちょぎれそうになる…ことも、たまにあります。

これは「ラジオ深夜便」で掛かっていたわけではないのですが、

「メケメケ」って歌知ってますか?
フランスのシャンソンで、日本ではむかし美輪明宏が歌ってヒットしたそうなのですが。

どうして僕はこの歌をしっているのだったろう?
「スネークマン・ショー」のレコードに入っていたのかな?。

当時はサビの部分が「メケメケ、メケ出世」と聞こえていたのだけれど、本当は"Me-que, me-que, mais qu'est-ce que c'est?" (メケメケって、何なのさ?)と歌われているのでした。

ではメケメケとは何かというと、この歌の舞台のマルティニーク島(カリブ海にある、フランスの海外県のひとつ)の言葉の語尾が、メケ、メケ、と聞こえるのだ…という、これは不確かな説。

・フランスの海外県、海外領土とは?
http://www.outre-mer.gouv.fr/domtom/

10.26

今日の読書は
『満里奈の旅ぶくれ -たわわ台湾-』 渡辺満里奈 著。
台湾のお茶と食べ物の紹介本。
彼女はむかしから小説好きだったり映画好きだったりで、文章の書ける子。
女の子らしい「食べることにかけるじょーねつ」が伝わってきて、楽しい。
ありていの「中国茶入門」などの本より面白いかも。
結構読み応えあります。

10.26

相変わらず下手の横好きの私、「初級シスアド」の試験も終わったので、今度はちょいとJAVAでも勉強してみようかしらなんて考えてます。
本屋さんで参考書を見るが、まーいろいろあって、どれを買えばよいのやらぜんぜん分からん。(アドバイス求ム)。

よって、とりあえずWEB上にあるチュートリアルを利用することにしました。
JAVAの本家であるサン・マイクロシステムズに
http://www.java.sun.com/docs/books/tutorial/index.html
というチュートリアルページがあるほか、
IBMには
http://www-4.ibm.com/software/developer/education/buildapplet/index.htm
というページがあり、
日本語ではNECに
http://www.nec.co.jp/japanese/product/ccsoft/java/eduenv/programming/
というページがありましたが、
今回はIBMさんのチュートリアルを利用してみることにしました。
HTMLファイルをまとめてダウンロードしておくと、オフラインで勉強ができる仕組み。

さー、どうなりますか。

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上記IBMさんのチュートリアル、始めてみましたところ、なかなかオモシロイ。
全47ステップあって、そのすべての場面を、音声で解説してくれる!。(英語だけど)。

10.14

むかし熊野に、それこそバイクで行ったときに偶然、地震による津波災害の碑を見つけました。それで東南海地震のことを知りました。

「東海道沖:『東南海地震』:1944/12/7(昭和 19)  33.8°N 136.6°E  M 7.9静岡・愛知・三重などで合わせて死・不明1223,住家全壊17599,半壊36520,流失3129。このほか,長野県諏訪盆地でも住家全壊12などの被害があった.津波が各地に襲来し,波高は熊野灘沿岸で6〜8m,遠州灘沿岸で1〜2m。紀伊半島東岸で30〜40cm地盤が沈下した。」
…日本地震学会のページより
http://wwwsoc.nacsis.ac.jp/ssj/lib/higai/higai.html

戦時中の地震は広く知らされず、あまり資料も残っていないそうです。

先日の地震のときには神戸では震度4でした、立っていたので自分の立ち眩みかと思ったら、サッシュがカタカタと揺れて、地震でした。「鈍い」感じの揺れで、遠い地震じゃないかと思いました。神戸の地震のときに、大分が震度3でしたから、今度は大分が揺れたんじゃないかと少し心配しました。中央構造線がどーっと通っている大分県ですから、あり得ない話ではないと考えて。
しばらく携帯も繋がりませんでした。

地震が起きたらまず火を消せといわれますが、揚げ物などしているとき、慌てると、高温の油がひっくりかえって、それで火傷をするそうです。こぼれてもすぐに引火するわけではないので、揺れが収まってから消すと良いらしい。

ちなみに先日の「震度6強」とは

「立っていることができず、はわないと動くことができない。
屋内の状況: 固定していない重い家具のほとんどが移動、転倒する。戸が外れてとぶことがある
屋外の状況: 多くの建物で、壁のタイルや窓ガラスが破損、落下する。補強されていないブロック塀のほとんどがくずれる
木造建物: 耐震性の低い住宅では、倒壊するものが多い。耐震性の高い住宅でも、壁や柱がかなり破損するものがある
鉄筋コンクリート造建物: 耐震性の低い建物では、倒壊するものがある。耐震性の高い建物でも、壁や柱が破壊するものがかなりある
ライフライン: ガスを地域におくるための導管、水道の配水施設に被害が発生することがある。(一部の地域で停電する。ひろい地域でガス、水道の供給が停止することがある。)」

建築基準法でいうと、地震が起こるごとに改定されてきた経緯があります。(関東大震災、新潟地震、十勝沖地震…)。新耐震と呼ばれる現行の基準は1981年に施行されたものですが、阪神大震災ではその予測を超えていた部分があるので、再び見直されるかも知れません。

耐震建築の考え方にはみっつあります。

(1) かったーい建物を作る
柱を太くとか、壁を増やすとか、そういうことですね。低層のコンクリート建築に使われるコンクリート壁式構造などは、とても「固い」タイプの構造です。低層の建物では、今でも一般的な考え方です。

(2) 制震
手をぶらぶらさせてるとき、荷物を持つと、ぶらぶらが遅くなりますね。その原理で、地震の周期に対して共振しにくい、できれば振動を相殺する考え方。とくに高層建築に使われます。
ビーコンのタワーの展望台に登ると、巨大な鉄アレイのようにものが見えると思います、あれが制震用の重りですね。

(3) 免震
「海に浮かんでいる船は地震の影響を受けない」原理で、建物をゴム、鉛、ベアリングの上に載せて、地面と「分離」してしまいます。とくに中層の建物に使われます。阪神大震災で道路にでーんとひっくり返った「柏井ビル」も、免震構造にて再建されました。

柔構造でいえば、現在高層建築は殆ど鉄骨で作られるので、柔構造が一般的ですね。これは建物が「動く」ことを前提として作られます。「動く」高層建築2本を頂上で繋いでしまった「梅田スカイビル」が、その意味でかなり特殊な建物であることがお分かりいただけると思います。高さ60Mを超える建物の耐震解析は専門的な領域で、僕にもよくわかりませーん。

10.13

鵜飼哲氏(一橋大教授、フランス文学・思想、ポスト植民地文化論(マグレブ))の講演会を聞いてきました。テーマは「フランスとイスラーム 対話の試みの現在」。

いやー、面白かったですね。あまり背景としての宗教・歴史的事象を知らない身なので、部分的にか理解していないにせよ。

先日鵜飼氏が行ったエジプトの印象の話から始まり、「現代」という時代の設定について…第一次世界「戦争」以降とする、イスラームからの対話の呼びかけ…19cの「アブドル・カーディル」、20cの「ルイ・マシニョン」…風変わりな人、ジャンヌ・ダルクに宛てた「手紙」をしたためたり。それから、1980年代の転回点。「レジス・ドブレ」の主張、マグレブ諸国出身の「'68年世代」の知識人たちの作業…「フラ
ンス現代思想」のあとの動き、「アブデルワッハーブ・メデブ」のイスラムにおける神との関係に対するヨーロッパの偏見を解除する仕事、「アヴェロエス」(映画『炎のアンダルシア』の主人公)、「アラン・ド・リベラ」…リセにおける神学「史」教育の提唱、云々。

こういう、わけわからん話というのは、聞いた後、しかし、とてもサワヤカな気分になっていたりして。
おー、勉強してこういうこと分かるとおもしろいんやろなーと。
あと、イスラム圏のことって、我々はこれまでよく知らなくて、「ねらい目」というか、面白い分野ですね。

10.11

友達んちで、VCDを見せてもらいました。『タイタニック』中国語字幕版など。
広東語の映画では、北京語の吹き替えが収録されていたりするのですね。

先月?は、DVDの販売数がビデオのそれを初めてうわまったとかで、DVDが急速に普及しつつある今日この頃ですが、こと中国においては、それより一足先に、VCDのほうが標準となって普及しちゃっているようですね。

CD/CD-ROMと同じフォーマットに、映像が1時間ほど入るのですから、むろん、画質は犠牲にしなければなりません。
実際見てみると、旧式のVHSビデオ程度の画質という感じかな。「こんなものだ」と思って見れば、さほど気にならない。
この、若干のチープさが、却ってラブリーだったりもして。

VCD用のプレーヤー(TVに接続するもの)は日本では入手しにくいのですが、VCDのフォーマットはMPEG-1であるため、パソコンがあれば基本的には見ることが出来るそうです。また、DVDプレーヤがあれば、VCDも見ることが出来るとのこと。

中国・台湾に行かれる方は、レコード屋さんで探してみることをオススメ。

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もう一つ、最近始めたのが、「MP3でパソコンをジュークボックスにしちゃうぞ作戦」。
手持ちのCDをMP3にエンコードして(Real Jukeboxを使用)、よく聞くCDの内容をパソコンに入れてしまう。
好きな曲をテープに編集するということはよくやっていたのだけれど、これだとパソコン上でとても手軽に「プレイリスト」を編集できるので、なかなかタノシイ。

Real Jukeboxは何故か僕のパソコンでは動作が不安定なところがあって、エンコードだけに使っています。
再生、プレイリストの編集には、Windows Media Player Ver.7を使っています。なかなか使いやすいです。

最終更新日04/09/10