お店に入ってテーブルに付くと、インド人のウエイターがやって来て、いきなり「ジャパニーズ?」と国籍を見破られてしまいました。(ムムム、なかなか鋭いウエイターです) 謎の東洋人サミーとしては、国籍を見破られたことがちょっとショックでしたが、そこはすぐに気を取り直して、出されたメニューを一通りチェックしました。
前回の反省を元に、今回は前菜を注文せずに、前回注文したのと同じチキンカレーのコースのみを注文しました。ウエイターが「辛さはどうします?」というので、もちろん一番辛いヤツを注文すると、ウエイターは不敵な笑いを浮かべて去って行きました。(ここのカレーは”インド人もビックリ”の辛さなので、それに日本人が挑戦するなんて”無謀なヤツ”と思ったのかも知れません)
チキンカレーのコースは、まずとても美味しいスープで始まり、その後にマトンのパイみたいなのが出てきました。それを食べ終わると、今度は大きな金属製のトレイに載ったカレーが出てきました。カレーはチキンカレーと野菜カレーの2種類で、真ん中にはサフランライスが山盛りで、その他にサラダとタンドリーチキンが2つ付いてきます。さらにダメ押しのようにバスケットに入ったナンが出されました。
カレーは確かにとても辛いのですが、色んなスパイスが入った複雑な味で、インド料理の奥深さを実感させてくれました。(ただしこのカレーを毎日食べようとは思いませんが・・・)
コースの最後にはマンゴー・アイスクリームが出てきましたが、マンゴーと混ぜ合わされて綺麗なオレンジ色になったアイスクリームはとても美味でした。
結局、「出てきたものは全部食べる」という私の”青年の主張”は今回は無事に守られました。