ブリティッシュロックと私1998年2月16日更新
なぜ今ビッグスリーか。それはあまり書くことがなくて簡単に出来そうだったから・・・。 もとい、活動期間も短く現存している音源も少ないため、論点を絞り込むのが容易であったから・・・結局同じですね。 さて、ビッグスリーのこのCD、私が買ったときは500円でした。人気ないんですよ。15曲も入っているけど、ほとんどが駄曲なので無理からぬことです。彼らのライブの様子を伝える好演奏は本当に少ないです。アナログシングル1枚で十分です。「Cavern Stomp」のライブ感溢れる演奏が出色の出来で、キャバーンクラブやスタークラブなどに出演していた様子をイメージさせるものの、他のスタジオ録音はあまり魅力ありません。ワイルドでもなく、オリジナリティの欠如が目立ちます。「Cavern Stomp」と後半のライブ録音は一聴の価値ありです。 ビッグ・スリーはメンバーチェンジをしながらもしばらく存続したのですが、優れた楽曲もなく、演奏力においても秀でたものがなかったことから、存在意義がなくなっていきました。 トリオ編成のロックバンドの成功例はクリームの登場を待たなくてはなりません。
-- Discography -- "Cavern Stomp" (DERAM 844 006-2)
棚橋勝敏(イージーファン)
「Delerium's Psychedelic Archive」のThe Big Threeのページ
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