1.そう、最初はテクノ・アイドルだった
彼女は１９６３年６月１７日、ポルトガル生まれ。本名はヴァンダ・ドゥ・ヴァスコンセロス、彼女のアッパーなラテン気質にはこんな秘密があった訳デス：-)
パンクの影響を受けながらベルギーに育った彼女は、１６歳でテレックスとジャクノのプロデュースによる「リオ」でデビュー。リオって芸名は、仏のアニメ「バーバレラ」の主人公からとったそうな。

小悪魔でキュートなルックスと、ロリータヴォイス、ペラペラのテレックスサウンド.....あまりに自分の好みにハマりすぎてて、茫然自失状態でございました。彼女自身の言葉によれば、「ブロンディーとクラフトワーク、モータウンのミックス」だそうで、これ以上当てはまる表現もございませんデス。感心感心：-)
越美晴や安野とも子、小池玉緒などなど、あまたのテクノアイドルがこのスタイルをパクりまくったと考えるのは私だけでしょうか：-P

2.巧みなプロデューサ人選も大きな魅力
アルバムごとにアラン・シャンフォー、エティエンヌ・ダオ、スパークス、ミシェル・エステバン、ジョン・ケイル、屋敷豪太など、起用するプロデューサーによって新境地を開拓してきたトコなんかは、驚きを越えて感心してしまいます。屋敷豪太なんて'９１年に起用しているんだから早いよなぁ･･･。シングルのみのプロデュースでは、なんと!!!!トニー・マンスフィールド（exニューミュージック）も手掛けてます。

作詞でセルジュ・ゲーンズブール、ギターで鈴木賢司の名前もみることができます。

'９６年９月には、初の来日。もともと脱ぎっぷりのいい彼女でしたが、東京公演ではマイクロ・ミニの衣裳にノーパンで登場。会場をパニックに陥れたようデス：-)
「ヴァンダッタ」のジャケットでも見事なおカラダを披露していらしゃいマス。うひょー。
「永遠のラテン姉ちゃん」･･･それが彼女の最大の魅力なのかもしれません。

それでは、彼女のカメレオンのような七変化、存分にお楽しみ下さい。