恋愛狂想曲
4章へ1997年1月
この月はグッズ攻勢も一段落し、大きな動きはない。
NHK「クローズアップ現代」において伊達杏子やときめきがとりあげられる
番組の内容はまず、こんなゲームがあると、ときめきを紹介。そして、
ヒロインの藤崎詩織がアイドルデビューしたと伝えられる。そして、伊達杏子も
同時に紹介される。伊達杏子は匿名で声優を起用し、ラジオ番組まであるという
しかしCDは殆ど売れていないらしい。そう言えば岡田斗司夫氏は別の番組で
伊達杏子のことを「結構いいじゃん」と誉めていたことを筆者は忘れない。
でも本では最初から駄目だとわかっていたとも言っている。一体どっちなんですか?
ある人のコメントが放送される。「あれは、現実のアイドルに似せて作っているから
駄目だ」という旨のもの。たしかにロングヘアーは技術的に難しいからショートカット
にしたという経緯があってそれ故に、髪型のイメージ通りのキャラクターに
になったんだそうな。「R4」の永瀬麗子もそうなのか?彼女にそそられた人は
伊達杏子とは比べ物にならないほどいるようだけど、筆者は女性はロングに限る
と思っているので、興味がない。好きだった娘が髪を切って興ざめさせられたことも多い。
さらに番組は虹野ファンのフリーターを紹介する。部屋の中はグッズだらけだ。
彼女のように(鏡嬢の歌ではない)やさしく世話を焼いてくれる女性が欲しいそうだ
続いて片桐ファンの高校生が登場。彼曰く、「最近の女の子には個性がない。茶髪も
一人がやっていれば個性的だが、みんながやれば無個性と同じ」と。
筆者もその意見に賛成である。だが、番組が番組だけにその発言に耳を傾ける視聴者
は少なかったであろう。彼は今、何をしているのだろう。翌日学校で馬鹿にされなかった。
だろうか。クラスの女子に白眼視されなかっただろうか。もうあの日のことは忘れてしまい
たいのではないだろうか。「若気の至り防衛隊」は彼のもとにはこなかったようだ。
さらに、館林ファンが登場。部屋の中がグッズだらけなのはもとより、ショートストーリー
を書いたり、菊池志穂がパーソナリティを務めるFM局の前に集結して、ラジオを
聞きながら、パソコンでE-mailを送ったりする猛者であった。筆者はいくらキャラが
好きでも、声優まで好きになることが出来ないのでそこまでやる心理がわからない。
彼曰く、「ゲームのキャラは決められた選択肢と限られた反応しかしないけど、
生身の人間はいろいろな反応がある。」とそこまでわかっていて、なんで声優に走るのか、
周囲にはそんな風にいろいろな反応を試したい相手はいないのか、筆者には全く謎であった。
筆者などは、高校卒業以来まともな人間関係が稀薄だが、そこまでコミュニケーション
能力があれば彼はいずれ更正するであろうと確信する。社会人失格なのは、筆者のほうなのか?
1997年2月
藤崎詩織
ファーストシングル "MY SWEET VALENTINE"発売。
2/14に発売されたのだけど、この日に買うのはなんだか空しかった。
曲は六曲しかないものの粒ぞろいな曲ばかりで、聴き応えがある。
「MR・SKY」を除いて。
特に表題の"MY SWEET VALENTINE"が一番の名曲だと思われる。
カヴァーの「夢をあきらめないで」も個人的にはこちらの方が好み。
最後の曲のようにときめきのキャラもファンも卒業を迎えるのは
まだまだ先のことである。
この頃、ぱずるだまをオールクリア目指して、プレイしていたが、
好雄や伊集院が嫌になるほど強く、なんとか力押しでクリアしていた。
最後の詩織はそれほどでもなかったけれど。
この頃は別に好きでないキャラもプレイしていて苦痛はなかった。
それにしてもコンピュータをあんなに強くする必要はあったのかね。あれで
キャラが嫌いになった人もいたみたいだし。
それに、これは好きなキャラを使っているときが一番楽しいんだから、クリアは
もっと易しくすべきだっただろう。
11人中10人クリアできたが、最後で挫折してしまった。最後はあの人です。
また、シングルCDや、シーツなども発売されている
1997年3月
春のグッズ攻勢はじまる。キーホルダー冬服ヴァージョン、おすわりキーホルダー、(某太正
時代のゲームでも真似されている。)ときめきフィギュア夏服ヴァージョン、マスコ
ットボールペン、シングルCD、目覚まし時計、おやすみ枕、などなど。
筆者は、おすわりキーホルダーとボールペンと目覚ましと枕以外は集めた。但し、、
フィギュアは取りにくかった為4〜5体しか集まらなかった。
ときめきメモリアルSelection藤崎詩織発売される。
・・・・・・・・・買いました。
内容は詩織とじゃんけんしたり、ゲーム中のすべての台詞が聞けたり、ミュージック
クリップが鑑賞できたりデートができたりと言うもの。詩織ファンでないと誰も買わ
ないだろうし、一部の店では、値崩れしたり、売れ残ったりしていた。やっぱり一部で嫌
われているのかな。筆者は罵倒の台詞も、冷たい所も、怖い所もいいと思うんだけど、
制作者の意図した心優しいヒロインにはなれなかった訳か。そういう部分は虹野沙希さんが
持っていったしね。なんだか「Vガンダム」のカテジナ・ルースみたいだ。同性に
嫌われていて、友達もすくなそうだし。いや、本当の友人はいなかったりして。(失礼、
手が滑りましたファンの方怒らないでください。でも、LOGINのインタビューで「それは
秘密です」なんて言っていたぞ。)実際、筆者の周囲にも同じ事を
言っている奴がいたし、そう指摘していたサイトもあった、そこはカテ公などと軽蔑して
いたが、筆者は「狂乱のヒロイン」カテジナ・ルース嬢も好きである。
別の機会にとりあげようと思う。
1997年5月
遂にPS本体を購入。同時に買ったソフトは「鉄拳2」だった。3D格闘ゲームは苦手な
筆者だが、これは結構面白かった。オールクリアは出来なかったけど。
後日「プライベートコレクション」も購入。まずまずの内容。ソフトを起動したときに
キャラが出迎えてくれる。クイズは簡単すぎる気もするが、あの「センチメンタル
グラフティクイズコレクション」ほど難しいのも困るのでよしとしよう。
その他、占いや、CGギャラリー、PC版オープニングアニメーション(これは取り込み
映像なので、質はイマイチ)などがあるが、筆者はミュージッククリップが一番出来が
よかったのではないかと考えている。
1997年6月
初のトレーディングカード発売。早速一箱購入。
虹色の青春体験版発売。即購入。
PS版とっかえだま発売。買おうかと思ったが、結局SS版を待つことに。
スクリーンセーバー、ビッグポスター購入。
G'Sマガジンにときめきの小説が掲載される。なかなか面白かった。
1997年夏
夏のグッズ攻勢はじまる。
マグカップ、Tシャツ、スーパーコレクション2、虹色の青春、SS版とっかえだま
サマーグラス、ノート、鉛筆、校章、シングルCDなどなど。
マグカップとスーパーコレクション2、SS版虹色の青春、SS版とっかえだま、
シングルCDをゲット。
この頃「LOGIN」に藤崎詩織のエッセイが掲載される。4〜5回連載して、
知らぬ間に終わっていた。
小説上梓される。詩織の話はいいラストだった。詩織はエリック・サティも
好きなんだろうかって公式の設定ではないけど。
ときめき研究本も数冊刊行されている。読んでいない。いまさら読む価値も
ないだろう。実写映画のことはもう忘れてしまいたいので、ここでは触れない。
虹色の青春は虹野ファンではない筆者にはあまり興味のわかないものだった。
やってみれば、彼女の魅力がわかるかもしれないが、まだクリアしていない。
とっかえだまはひどい。キャラの台詞がひどい。絵もひどい。KCE札幌ってこんなに
技術力が低いのか。「優美パンチ」とか「西遊記」とかわけのわからないことを口走るし、
特に朝日奈は去年マスコミでとりあげられたコギャル語をそのまま使う有様。とても
聞いてられん。見晴だけは何故か絵が綺麗で声もよかった。詩織や紐緒嬢は今回は
イマイチ。その他は魂が入っていない!
この時期全国縦断のイベントがあったようだが、興味がないので行っていない。
ゲーム批評にギャルゲー特集が掲載される。読者の半数近くが否定派だった。
否定派の投書には、従来のギャルゲー批判に、ときめもグッズ批判、センチメンタル
グラフティ商法批判、サクラにはしったセガの批判などが所狭しと掲載されている。
それに比べると肯定派は自分が好きだからという論拠以外は基本的にもっていないので
やや劣勢気味。おなじみがっぷ獅子丸先生のギャルゲーの歴史を繙く記事も掲載されている。
ある業界人の匿名記事によればギャルゲーはだせば売れるが、間違っても百万本を売る
自身はないとある。百万人どころかギャルゲーの良さを理解できる人間は今はもう、
全国に50万人もいないだろうな。それぞれ単独で、サクラは60万本ときめきは50万本
だから、そのあたりが限度だろう。ときめきもトータルで150万本近く売っているが、
それは、筆者のように一人で何本も買っているのだろう。
それらの事実を鑑みずあれを百万本売ると豪語したセガはもうあのころのセガではない。
あのころの〜エネルギッシュなお前が欲しい〜
1997年秋
さらに秋のグッズ攻勢が始まった。
このころになると、もう殆どグッズを集めた記憶しか無くなって来る。
いわゆる玩物喪志。そんな空虚な気持ちが別のゲームへと奔らせるきっかけと
なったことはこの時点では気付かなかった。
プライズ商品
キーホルダー体操服(!)、携帯ストラップ、携帯ホルダー、キャンパスバッグセット
ランチセット、ぬいぐるみ、ピンズ、ミラー1、タペストリー、トラベルウォッチなどなど
市販品
虹野沙希ファーストアルバム、〜発売記念テレホンカード、ポストカード、クリア
ファイル、ポートレート。
フィギュア、ぬいぐるみ、リストウォッチ、トレーディングカード第二弾、
からくり時計、ピンズセット、などなど
CD
虹野沙希ファーストアルバム、藤崎詩織セカンドシングル、アルバム、館林見晴ファーストシングル
秋の増刊号。「月刊〜」は延長が決定して、合計18枚発売されている。
詩織のセカンドシングルは音楽業界の著名人か詩や曲を提供した贅沢な一枚。
出せば売れる時代だったからこそ実現した企画であろう。「ガサラキ」の主題歌を
歌った種ともこや、小比類巻かほる、来生たかお、大江千里、村下孝蔵、高野寛などが
作詞や作曲を手がけている。当然出来の方もときめき関係では最高の部類に入るだろう。
特に「
Go!Go!パラメータ」はこれを聴けば、ときめきがどんなゲームなのかわかってしまう程の名曲である。
「せっかくだけれど ごめんね一人で帰る うわさになると恥ずかしいから〜
スポーツだけじゃだめなの〜 勉強だけでもだめなの〜 見つめてくれなきゃだめよ〜
束縛しすぎもだめなの〜 男の子に大事なのはバランスなの〜」
いかがでしょう。悪戦苦闘した日々の記憶が蘇ってきませんか?人によっては嫌な記憶かも
しれないけど。
ボーカルベストコレクション4もいい出来ではあるが、好き嫌いはある。例のWINKは、まあ
まあの内容。虹野嬢の歌は筆者はそれほど好きでは無いが、「月メモ」の人気投票では一位だった
とか。だが、こういうのはキャラ人気に左右されるから、曲の良さとは必ずしも一致はしない
ものだ。筆者も嫌いなキャラの曲は嫌いだから。
ファンタスティッククリスマスパーティはクリスマス以外の日に聴くと金返せ!!と叫びたくなる
。だが、当時多くの人はこれで、クリスマスパーティに参加した気分になったことだろう。
筆者はこの中のプライズはキーホルダー、ぬいぐるみ3体、ピンズ、ミラー1,
タペストリー3つ、トラベルウォッチ2つ
市販品は、フィギュア、トレーディングカード、クリスマスプレート、CDは藤崎詩織セカンド
シングル、アルバム、館林見晴シングル、ボーカルベストコレクション4を購入している。
ギャルゲー雑誌やムック本の刊行ラッシュ、「ヒロインゲームズ」「ヴァーチャルアイドル」
「ガールズフリーク」etc 今、定期的に刊行しているのは、G’Sマガジンのみ。
藤崎詩織インタビューという記事もあった。
小説上梓される。2話とも面白かった。片桐嬢の話は、ネット上でのチャットに似ている気がする。
お互いの正体がばれなくてよかった。鏡嬢の話は、本にあわせてクリスマスの日に読んだので、感情
移入できた。同じ日ラジオドラマのクリスマスパーティの話と、ファンタスティック
クリスマスパーティの話を同時に聴いた。ラジオドラマは、好雄が「シーモンキーだ!
シーモンキーだ〜!!と大喜びするシーンや、伊集院が「ハイパーオリンピックバカ殿
バージョンをプレゼントしよう」などといったりと、推奨年齢二十歳以上なネタが楽しかった。
そう言えばブーランジェ?をぶーりんとボケるネタもわかる人は少ないのではないだろうか。