恋よ、恋よ、お前は永久に智慧とは
融和しないのだろうか。
第2章
転落への途
1996年6月中旬
13人中11人クリア達成。11人目は筆者が最初に見初めたあの人。オールクリア
に向けて事務的になりかけていたプレイに久々に活気が戻る。
所属クラブは当然同じ科学部。合宿や文化祭も俄然楽しい。だが、あんな結末を迎えようとは
夢にも思わなかった。
コアラを見ての感想は当然「目が怖かった」と答えると、「それが奴らの本性よ」と
ご満悦の表情。
おこるイベントは、「饅頭怖い」の春、夏の「ボーリング場のコンピュータの破壊」秋はゲーセンの
メダルコーナーでの「ゴト行為」に冬の「ジャンク(中国の帆船ではない)」と漫画のような出来事
ばかりだった。3年目の夏には科学部奥義「世界征服ロボ」を会得。番長との果たし合いは
一番楽に勝てたかも知れない。あの人はなんだか不服そうだったが、それでもいい。
文化祭での物質転送装置は笑えました。これが科学の力だそうであります。
翌年の初詣は何か言いたげだったが、まだ聞かない方がいいだろう。そして「新薬カゼナオール」を
発明し、クラブマスターとなり、運命の日を迎える。
近所の公園で待っていた彼女は、ある秘密を打ち明ける。それは世界を征服することだった。もはや
すべての準備は整った。だが、その野望成就のためには、邪魔者がいるのだという。それが他ならぬ、
主人公自身だったのだ。彼女は果たし合いを挑んできたのである。なんとドラマチックな展開であろ
うか。筆者は、「義を見てせざるは勇なきなり。相手にとって不足なし、かかってきませい!!」とい
うわけで、(主人公はそんなことは言わないこの期に及んでとめようとしている)決闘を受ける。
勝負はあっけなかった。リーサルウエポン「真・世界征服ロボ」に対抗すべく出した、「世界征服
ロボ」がまるで、ジオンのモビルスーツがボールを蹴散らすかのように「真・世界征服ロボ」を撃破
してしまったのだ。なんてこった、弱い、弱すぎるぞ。そんなもので世界が獲れるとでも思ったか。
と落胆し、筆者のワースト1のエンディングを迎える。因みにこの勝負は負けることはない。主人公の
HPは0にならない。勝負に負けたら「俺の屍を越えてゆけ!」(桝田氏のゲームの事ではない)
という展開になると思っていたので、口惜しいことこの上ない。
あんな結末をファンが求めていたのだろうか。筆者ならあの場で断っただろう。幽遊白書の戸愚呂弟
が言った「お前は玄海じゃない」と同じ事である。寧ろ、「世界征服を手伝って欲しい」と言われた
かった。もっとも、SS版では、自分から告白すると「私の右腕になって欲しい」といってくれるので、
それで満足しなきゃいけないのかねぇ。
というわけで、あと一歩で、筆者の一番のお気に入りにはなりませんでした。
同下旬
12人目伊集院を攻略。雑誌も攻略本も報道管制が敷かれていたらしく、最後の隠しキャラ
であることは、殆ど触れられていなかったので、攻略が遅れてしまった。電話の側で泣いていた
という台詞を聞いて、今までの事も許してやろうかなと思ったが、どうしてもっと早く正体を
明かさなかったんだとも思った。デートできるキャラになっていれば、巷の評価もあがったろうに
全く以て遺憾である。また、その後のプレイでの主人公に対して「別にそこまで言わなくてもいいのに
ちょっと大人気ないなぁ」と思った。脚本家ももう少しそこらへんに気を使うべきだったろう。
ラジオドラマではあんな風に目には目をの憎まれ口を返さないのにね。
この時期、あの狂気のプライズ戦線に参戦する。
はじめて捕ったのは、なんでもシートだった。これは割と出来が良かった上に捕りやすかった。
そのあと、ノートや缶ペンケース、電卓、プレートなどを次々鹵獲する。
更に、近くの店には、まだ置いていなかったので、日本橋へ行ってポスタードリームをやりに行く。
その日は朝からお兄さん方が血道をあげて、ポスタードリームと真剣勝負をしていた。場所が空いた
隙をみて筆者もプレイする。結果は・・・・
等身大ポスターをゲット。されど、それ以外のプライズが詐欺の如く獲れなかったため、損害を増や
してしまう。結局、戦利品はポスター三つに終わった。
7月
十二人目を攻略して以来、最後の十三人目のクリア方法がどうしてもわからない。戦線は1ヶ月
近くも膠着していた。誰とも仲良くならないで3年間を過ごす。3年目の文化祭で、一人で文芸部
の出し物を一人で見学に行く、「どこかにいる私を捜してね」・・・・・一体どこにいるっていう
んだミハル。(ガサラキでもラトキエでもない)某レインボーさんから告白されたり、誰にも告白
されなかったり・・・・・・・
最早、ここまでなのか。
7月10日
パワーメモリー付きのスペシャル版を購入する。
財布を落として危うく買えなくなる所だったが、幸い親切な人が落としたことをしらせてく
れた為、事なきを得る。
当日の日本橋は至るところにスペシャル版やデラックス版を購入した袋を持った奴がいた。
筆者もその一人であった。こうして目的を果たし、帰宅する。その後、サターン本体を購入
するまで、箱を開けることはなかった。まさか、後に暴落するとは思わなかった。
やっぱり全員集合のイラストでは無かったせいなのか。藤崎詩織ってヒロインの割には
誰にでも愛されるキャラじゃないのね。筆者もこのイラストは小倉雅史氏書き下ろしでは
あるけど好きではない。CDケースの全員の絵の方が良かった。
同下旬
コナミの暴走はじまる。
ミニうちわ、トランプ、キーホルダー、極め付きはTシャツ、どれもこれも捕りにくかった。
一体どれほどの損害を出したことか。結局、Tシャツが3つとキーホルダー数個が捕れただけで、
おわる。
このころ、たまたま家に呼んだ小学校時代の同級生に不覚にも、グッズを見られてしまう。
当然馬鹿にされる。こち亀で「どきメモ」として、とりあげられ始めたころだったので、
ゲームのことは知っていたようだった。
8月中旬
ゲーセンで、たまたまTシャツや、キーホルダーを捕ろうとしていた所を、偶然別の同級生に
捕捉される。彼も、PS版にはまっているところだった。そんなわけで、昔の話や、ときめ
きの話に花を咲かせる。彼は、詩織の攻略に手を焼いている上に、伊集院のことを知らな
かったので、ファミ通のPS版攻略本を貸す。彼は、12人中7人が嫌いだと言っていた。
筆者も12人中6人は好みではない。因みに彼は、女がいる上に、その女も一緒にときメモ
をやっていたそうだ。
大好評の内に終了した、ラジオドラマに味をしめて?今月から始まった「月刊ときめきメモリアル」
これは、ドラマ部分を除けば大半を一日で収録するらしく、楽屋オチや声優やキャラのファンCD
といった側面が強く、声優にも半分以上のキャラにも興味のない筆者にはちょっとキツイ内容だ。
特に、ただ単にハガキを読み上げるだけの実況スペシャルサンクスとやらは、ユーザーから金を取る
CDでやるには、時間稼ぎとしか思えない。そんなものを録ってる暇があったら、ドラマの一本
でも入れろ。それと、ラジオドラマの方なんだけど、オンエア後、声優が大騒ぎするのは
なんとかなりませんか?ラジオドラマの余韻がさめてしまって不愉快です。
この頃友人と東京へ行く、秋葉原は思ったよりも、狭かった上、掘り出し物もそれほど無かった。
ポスタードリームはそこら中の店やゲーセンにあった。ドラマCDはまだ高かった。
8月下旬
アルバイトの給料が手に入ったので、CDを買う。その内容は、「ボーカルベストコレクション1」
ドラマCD第一巻、ラジオドラマ第一巻である。
「ボーカルベストコレクション」は一部のキャラの曲を除けば、概ねいい曲で、大変よかったのだが、
伊集院の曲には嫌悪感を感じたし、優美の曲は子供じみすぎていて(全部そう)好きになれなかったが、
國府田マリ子さんと緒方恵さんの曲は今聴いてもいい曲だ。緒方さんはあの声で、女性キャラを演じて
欲しかった。
9月中旬
キーホルダーをコンプリートする。これには、それほどの損害がでなかった。
ピンズも半分をゲットする。少額ですむ。
スクリーンセーバー集発売、自分のパソコンは持っていなかったけど、購入。
この頃、ゲーム誌であるプロジェクトが発表される。それが後に、物議を醸す「センチメンタル
グラフティ」であった。声優は若手と新人をオーディションで選ぶというもので、ゲーム内容は
皆目見当がつかなかった。そのことは別の項で。
10月中旬
アルバイトで大阪へ来たので、ついでに日本橋へよる。
ときめき一色だった、ポスタードリームは、いつの間にやら「サクラ大戦」に変わっていた。
ときめきは隅に追いやられてはいたが、UFOキャッチャーでは、まだ健在だった。
ここのプライズは前にもいったが、全くとれない。結局多くの損害を出して、撤退。
こち亀で「どきメモ」が三度登場。
左近寺はついに等身大フィギュアに手を出す。「これはキクぜ・・」を連発する。このとき
は大爆笑していたが、まさかこれが現実のものとなるとはねぇ。といいながら、筆者も8/1
スケールの藤崎詩織人形を持っていますけど。彼の事は筆者にとっては、他人事とは思えない
のですが、皆さんもそう思わない?
さらに間髪いれず、別の回で両さんと左近寺はコスパへ潜入、左近寺は筋肉美でモテモテだが、
見向きもしない。沙織そっくりなコスプレ少女にも感激しない。本物の沙織にしか欲情
しないのである。筆者もコスプレには興味がない。ゲームやアニメのキャラの真似をしても
必ずどこかで無理が生ずるし、中身まで同じ訳ではないから。以前、雑誌に載った沢渡ほのか
のコスプレをした女の子を一度だけかわいいと思ったことがあるが、それっきりである。
そういう訳なので、コスプレ系イメクラにも行ったことがない。
グッズ攻勢はまだまだ続く。
フリーカップ登場
欲しいキャラの分は全員ゲットする。
ボックスティッシュなる大きな箱が、あったので、捕ってみれば、中身はただのティッシュ
ペーパーだった。そういった安易な商品が氾濫する。
攻勢に耐える資金を稼ぐべく、アルバイトに精を出す日々。
11月
壁時計が登場。早速数個ゲットする。比較的楽に集まった。最終的に10個集まり、部屋の中は、
4個の時計が掛けられる。(笑)
念願のサターン本体を遂に購入。でも、本編の方はイマイチだった。完成度は高いんだけど。
グラフィックの色使いも、音声も、オープニングアニメーションもPC版には及ばない。
自分からの告白もあっけなすぎて期待はずれ。一部のキャラのメッセージが変更されている。
結局、アルバムモードや伊集院の追加イベントも222イベントもやる気力が起きなかった。
でも、詩織や鏡魅羅嬢とメタルギアそっくりな新兵器が登場する(!)紐緒結奈嬢の追加イベント
だけはよかった。それ以外は却下。
ぱずるだまも本体と同時に購入。
12月
グッズ攻勢冬の陣始まる。
ビッグバッジ2、プレート2、写真フォルダ、スーパーコレクション、ボーカルベスト
コレクション2、同3、などをゲット。
因みにスーパーコレクションはなぜか家の近所の図書館に置いてある。一体誰がリクエスト
したんだか。
ボーカルベストコレクションは両方とも1に劣らず出来が良く、何度も何度も聴いた。
やっぱり好きなキャラの曲がよかった。伊集院は前回の汚名を晴らすかのようにいい曲だったし、
なんと言っても3の見晴の曲が一番だった。「観覧車に乗って」と「サヨナラ日記」
もキャラは好きじゃないけど好きな曲だ。でも、ちょっとはずれというか好みに合わない曲が
増えてきたようだ。
藤崎詩織ついにヴァーチャルアイドルとしてデビュー
いくらなんでも、ファンクラブは「コージ苑」第三版にでてきた、「若気の至り防衛隊」
に止められそうなのでパス。このファンクラブは最大1万人を数えるまでに成長するが、
今は何人いるのやら。昔行っていた学校にも何人か会員がいたようだが。
ファーストシングル発売。発売日にゲット。
感想は・・・・・・・・この曲は自分には合わない。「MR・ヘリ」なら知っているが
「MR・SKY」って何?外人か?
この曲が深夜番組の主題歌だったって本当なんだろうか。
2曲目はまあまあいい曲だったので、もとは取ったと思うけど。
12/24六本木ベルファーレにおいて、クリスマスイベント開催される。
6000人近い応募があったらしい。このイベントにおいて虹色の青春の
制作発表がされる。声優の登場と同時にオーロラビジョンにキャラが
アップで写しだされたそうなのだが・・・・・・
全員がそれぞれの持ち歌を歌ったり、トークがあったりと盛りだくさんな
内容で閉会したという。この様子は通販のみでビデオが発売されているので
興味をお持ちになった方はどうぞ。それにしても、折角のイヴの日にこんなイベント
に行って一瞬でも空しいと思ったことはなかったのかね。尤も筆者の様に
一人で過ごすより楽しいことは確かなんだろうけど。