11月も後半になり、ようやく気温が下がってきた。ふと周りを見渡すと、森の中の木々が白くなっている。白樺などは、幹だけでなく葉っぱの落ちた小枝まで、木全体が真っ白。霧氷というのだろうか、不思議な光景である。お日さまの光りの中でみたら、さぞ幻想的で美しいことだろう。

土曜日にグランドを見に行くと、まかれた水が凍ってアイスリンクになっており、おじさんが今日もホースで水をまいていた。水まき作業は土曜日の夜、日曜日の朝も続けられ、いよいよ、アイスリンクが完成した。午後から早速家族4人で出かけ、キルップトリで買い集めたスケートで初スケート(智は今シーズン初めてではないが)を楽しんだ。素子は生まて初めて、家内と私も数年前に一度経験があるだけで、ほとんど初心者である。二人とも滑ってころんで痛いめを見た。午後3時半からは照明も点灯、ナイタースケートとなった。氷上でアイスホッケーの練習が始まる日も近い。一時は完全に融けてしまっていたアハヴェニス湖の氷も、鴨の集まっている西側の一角を除いて完全に復活した。
しかし、は11月2日以来、お日さまを拝んでいない。水曜日の昼頃、一時、日がさしたようだが、校舎の陰になって見えず、後から見に行こうと思っているうちに雲の中に隠れてしまった。フィンランドの天気予報は簡単である。気象データを見なくても「曇り」と言っておけば、まず、はずれない。「所によっては、一時雨か雪」などと加えようものなら完璧である。自然と天気予報を見ているときの注意は、天気ではなく、気温に向かうことになる。フィンランドの冬は暗いと言うが、昼の時間が短いだけでなく、その昼間も曇っていて、太陽が顔を出さないことが大きいのではないかと思う。11月を、Marraskuu と呼ぶのには納得させられるものがある。お日さまに会いたい(が、しばらく無理だろうな〜)。

二週間程前の話しになるが、日本から飯澤さんが訪ねて下さった。もちろん、我が家が主な訪問先ではない。仕事の関係でタンペレにお越しになり、ちょうど週末が空いたと訪ねて下さった。子供達は大喜びである。ヘルシンキ再訪以来、みどりさん母子と両親以外の日本人には会っていないのだから。智のホッケー開幕第二戦も観戦していただいたし、我が家では、子供達がとっておきのボードゲーム(我が野の定番は、人生ゲーム平成版、ちなみに、対智戦の父ちゃんの戦績は1勝4敗のペース、なぜか、人生最大のカケで逆転されることが多い)をいくつも引っ張り出して来て、相手をしてもらった。飯沢さん、今度はスケートをしに、来てくださいね。