トロントは緑に囲まれた都市です。 街を歩いても木々が沢山あり、木の実を求めてリスが駆け走る光景を良く見掛けます。 都会といっても、やはりここはカナダ。ちょっと足をのばすと、自然に触れる事ができます。 車で1時間程走ったら、広々とした農園風景の一帯を見る事もできるのです。歩く事の好きな自分は、週末になると街中から少し離れた自然のオアシスに足を向けます。
(但し、暖かい時期だけです!)
このページでは、自分のお気に入り、トロント近辺にあるお勧めスポットをご紹介致します。
Beaches 名前のごとく、オンタリオ湖畔の砂浜ビーチがある一帯。 夏は海水浴場としても有名。 ただし、泳ぐ人はあまり見かけません。 子供たちが水遊びをしている程度で、殆どの人は砂場で日光浴を楽しみます。 また、ビーチバレーができるコートがいくつか設けられており、夏の週末は、ビーチバレーを楽しむ若者で賑わいます。
ここ BEACHES の名物は何と言っても、約1.5キロに渡るビーチ沿いにあるボードウォーク。 天気の良い日は、朝から晩まで沢山の人がこのボードウォークに来て、オンタリオ湖の波が運んできた新鮮な空気を吸いながら、散歩を楽しんでいます。 それから、ボードウォークに平行してあるサイクリング、ローラーブレード専用の舗装された道もあり、いかにも健康的なビーチなのです。
ボードウォークや砂浜を歩いたあとは、ビーチ付近にある住宅通りを散策したり、QUEEN STREET に面した店を覗いて歩くのも楽しみの一つ。 BEACHES 地区に住んでいる人は比較的お金持ちが多く(多分中流上)、 家も一軒家が殆ど。 家の形も一軒一軒違い庭の手入れもまめに行っているので、家を観察しながら散歩をするのも結構面白いです。
ビーチから3分程北に上がった所にある QUEEN STREET 沿いには、ちょっとハイセンスなインテリアの店や洒落たカフェ・レストランが有り、週末は人で込み合います。 トロントにいてちょっと新鮮な空気を吸ってみたいという人、 またはトロントの少し違った一面を見てみたいという人には、ここBEACHES がお勧めです。
BEACHES への行き方:
QUEEN STREET を走る NEVILLE PARK 行きストリート・カー(路面電車)に乗って、東に向かいます。 降りる場所ですが、海水浴場に近い WOODBINE AVENUE で降りてもいいのですが、自分のお勧めは、KEW GARDENS 公園にある図書館前で降りて、公園を横切りビーチにぬけるコース。 そうすると、ちょうどビーチ際にコーヒースタンドがあり、そこでジュース或いはアイスクリームを買って、ボードウォークを歩く。 これがお決まりのコースです。 ダウンタウンよりストリートカーで約20分ぐらいです
Toronto
Islands
オンタリオ湖に浮かぶ島トロント・アイランド。 元々は陸地つづきの半島であったが、過去の激しい嵐の影響で陸地とのつなぎの部分が切り離され、それ以来島となっています。
現在島の一部に小型飛行機専用の空港が存在しますが、他の部分は自然公園の様に森林やビーチとなっており、トロント在住人にとってオアシス的場所とされています。
実際、島の自然環境を好み住み着いている人もいるほ ど。 ダウンタウンのハーバーフロントから出ているフェリーに乗って約15分で島に着ける便利さもあり、夏の間は沢山の人が島に行き思う存分自然に触れています。
自分のお勧めのコースは、まず HANLAN’S POINT で降りて、そこから出ているトラム・バスに乗って
CENTRE ISLAND に向かいます。 (トラム・バスは HANLAN’S POINT から CENTRE
ISLAND までしか走っていない。) トラム・バス最終地点の一歩手前のビーチ付近のストップで降り、砂浜を散歩。
その後、浜辺に沿って造られたボードウォークを歩いて WARD'S ISLAND まで行く。
(そのボードウォークから見るオンタリオ湖はまるで海そのものです!) WARD'S
ISLAND に着いたら、おとぎの世界にでも出てきそうな(島の住民の)小さな家並みを通りぬけて
WARD'S ISLAND のフェリー乗り場へ.........というコース。このコースだと島全体を満喫出来るはずです。
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TORONTO ISLAND への行き方:
UNION 駅より地下を走るハーバーフロント・スパダイナ行きストリートカーに乗り、一つ目の駅で降ります(その駅も地下です)。 地上に上がり、WESTIN HARBOUR CASTLE HOTEL の裏手にある、フェリー場より船にのって島に向かいます。 でなれば、BAY STREET を走る南行きバスに乗るのもいいかも。 その場合ハーバーフロントのストップで降りてフェリー場へ。 |