スロットはどうも最初に当たるか外れるか決定されているようです。最初に「はずれ」とされてしまった場合は、例え自分で止めた位置が 「あたり」になっていたとしても下にずれて「はずれ」にしてくれます。逆に「あたり」とされた場合は、自分で止めたのが「あたり」だったらそのまま、もし「はずれ」だったとしても、最大3つ下にずれてその中に「あたり」になるようなものがあればそこで止めてくれます。その中に「あたり」になるようなものがない場合、下に3つずれて「はずれ」になります。ここまでの話は右の列の決定についてです。
スロットには特殊な状態が2つあり、1つは小さい役がかなりの間当たり続ける小役集中ともう1つは777とBAR*3がそろう大当たりです。どちらか起こりやすいかは台によって違うようです。前者は小役の集中具合から、後者は一番左が止めてもすぐに止まらず、少し回ってから止まるというのでその状態に入ったかわかります。この大当たりの状態は777かBAR*3がそろうまで続きます。
大当たりはこの状態でしか絶対に当たらず、先の最大3つずれて当ててくれるというものの例外になります。あれは小役に関してのみで、大当たり状態でないのに大当たりがきそうになると必ずずれて、大当たりはこなくしてくれます。大当たりの状態中は小役に関しては、常に「あたり」の状態になっていますが、真ん中の列の時点でも多分7かBARをこさせやすくなっており(最大3ずれてこれらを呼び寄せる?)、いつも小役当たりになるとは限りません。小役の「あたり」の判定が出ていて も真ん中までは大当たりが優先されるので、「あと1つくれば小役があたり」という状態になっていないことが多いのです。
スロットの絵柄は赤バージョンの場合で次のようになっています。緑でも青でも絵が違うだけで、同じパターンでしょう。一番下が最初のものです。一番下と一番上はループした同じものです。
チェリー | ねずみ | BAR |
BAR | チェリー | とり |
とり | とり | ねずみ |
ねずみ | さかな | チェリー |
7 | BAR | さかな |
チェリー | チェリー | とり |
BAR | とり | ねずみ |
とり | さかな | チェリー |
さかな | チェリー | さかな |
7 | BAR | とり |
チェリー | ねずみ | ねずみ |
BAR | とり | チェリー |
さかな | チェリー | さかな |
ねずみ | さかな | とり |
7 | 7 | 7 |
チェリー | ねずみ | BAR |
HIWASA, Kouichi(C)1997