4. 匿名での契約・利用を許容するＩＳＰその他商用／有料サービス

単に匿名メールを出すだけなら匿名リメイラーを使えばこと足りるわけですが、自分の実アドレスを秘匿したままメールのやりとりをするためには、匿名状態のまま相手からの返信も受信できなければなりません。これにはnym.alias.net、alias.cyberpass.netなどのnewnymタイプのnym serverでのアカウント利用か、このページで紹介しているような他のサービスを利用する必要があります。

すべてではありませんが、例としてこうしたサービスの幾つかを下にあげておきます。詳細は以下それぞれのＷＷＷページなどで確認してください。（注：すべて英語で記述されており、日本語での説明はありません）

• paranoia.com
  匿名のまま、ホストのメール、シェル・アカウント、ＷＷＷスペースをレンタルしています。米国内からでは、オプションとしてppp dialupも可能です。UNIX中級者以上の知識と経験が要求されます。

• Community ConneXion
  俗に言うc2.orgです。フリーの匿名リメイラーも運営していますが、本来は匿名アカウント用有料サービスです。メール、ＷＷＷアカウントとも匿名での利用が可能です。

• Edtec
  anon.penet.fiスタイルで簡便な匿名メールアカウントの有料サービスです。以前anon.penet.fiを利用していた人たちの一部が現在このサービスを利用していると思われます。料金はUS$5/monthとそれほど高価でもなく、usenetニュースグループでの反響によれば、サポートも親切に行われているようです。

• masta.com
  anon.penet.fiスタイルで簡便な匿名メールアカウントの有料サービスです。

• interlink-bbs.com

• nymserver.com
  anon.penet.fiスタイルで簡便な匿名メールアカウントの有料サービスです。無料で利用できるType-1アカウントと、有料で数多くのオプション利用が可能なType-2アカウントがあります。Mixmasterへのチェーン予定もアナウンスされています。request@anon.nymserver.com宛てにブランクメールを出すとヘルプファイルが送られてきますが、このサイトではこの方法でヘルプファイルをリクエストすると、同時にアカウントが自動的に作成されてあなたの送信メールアドレスがユーザー・データベースに登録されます。一度登録したアカウントの抹消などもメール送信で可能ですが、使うかどうか決める前から登録されるのはイヤだという方は、ＷＷＷページでヘルプを参照すると良いでしょう。

  Shoot the Pigeon!内にもnymserv.htmlにもう少し詳しい説明があります。

• AOL (America Online)
  America Onlineでは、ユーザーは幾つかの変名メール・アカウントを使用することができます。

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