11 th page. A tour to California, 2005/6/4.- 2005/6/12
名古屋からサンフランシスコへ飛び、カリフォルニアの4つの化石産地を3人で巡ってきた。
予約してあったレンタカーをシスコ空港で借り、北上して Red-Bluff まで4WDを走らせ、モーテルで泊まった。 ブラックロックでは、白亜紀後期の貝やアンモナイトの破片をすこし掘り出した。道路を横切るリスを轢きそうになったり、人間を品定めするように近づいてきた狼や、いつも警戒して、逃げ支度している鹿を見かけた。 |
狼は15メートルくらいまで近寄ってきて、私がカメラを持ち上げるとひらりと横っ飛びして、20m位離れ、こちらを見るでもない風情で歩き、立ち止まり、段々と離れていった。それから心臓がバクバクしてきた。 |
モントレー湾に面した Capitola では Pliocene の貝が海岸に転がっていた。私のサンダルが右端に写っている。 |
更に南下してモハベ砂漠へ行った。 Amboy のモーテルが廃業していたので、Ludlow へ戻り1泊。翌朝 Cadiz へ向かい、マーブル山へ登り、三葉虫を探した。水は持っていたが口の粘膜が渇いて、こわばるので用意したマスクをして喋らないようにした。農協で買った農婦用の日除け帽子を持っていたので登山帽に重ねた。 |
三葉虫の産地から眺めると砂漠は均一平坦に見えるが、左のような涸れ川が車の前に突然現る。溝が深いときは、4WDでも渡れないので迂回します。旧国道ルート66から3km だが時間が掛かった。 カンブリア紀のオレルスの化石を採取した。ほとんどが単一のクラーキの頭部だった。 |
8日間の走行距離は 3514 km、でした。レンタカーは山道で岩を踏んでパンクしたが順調に走ってくれた。サイトは資料や写真を参考にして自分で見つけました。 Bakersfield は例外で土地の人に尋ねて確認した。「子供の頃は友達があの丘へ登ってサメの歯を捜していたよ、今は危ないので鉄条網で囲ってあるよ」。サイト近くの農家の道あたりに、二枚貝が散乱していたので、少し掘って採取してきた。 |