この間、うちのダーリンの両親の出身地であるカンザスからダーリンのおじいちゃんがやってきた。 おじいちゃんは、毎年1回、息子であるダーリンのパパのところに1週間ほどやってくるのが恒例となっているのだそうだが、ダーリンはしばらく日本にいたから、おじいちゃんと再会するのは本当に久しぶりのことだった。当然ながら、私がおじいちゃんに会うのは初めてのことである。
おじいちゃんは今年77歳。ちょっと耳がとおくなっているけれども、お散歩が大好きなため、足腰はまだまだしゃんとしてる。果てには、1年に1度、こうしてカンザスからサンディエゴまで一人で飛行機に乗ってやってくるのだから、80歳手前といえど、実に元気なおじいちゃんである。
ダーリンの両親の出身であるカンザスは、ここカリフォルニアに比べたら、まだまだコンサバティブなところで、いわゆる田舎であるらしい。だから、親子、兄弟、親戚といった一族が隣り近所に、またはそう遠くないところに住んでいるのが普通だったりする。実際、ダーリンの両親の親、兄弟はみなカンザスに住んでおり、カリフォルニアに住んでいるのはダーリンのパパとママだけ。ただ、そのかわり、カンザスに里帰りをした日には、1日にして親戚一同に再会できてしまうのである。
さて。そんなコンサバな町からやってきた、80歳近いおじいちゃんが、孫と結婚した日本人である私のことをどう思っているのかしら...と、ちょっぴり不安ではあったけれども、会ってみたら、そんな気持ちはどこへやら〜。ちょっぴり太めの体に、Tシャツ、サスペンダー付きのジーンズ、足元はウェスターンブーツというおしゃれなイデタチの、やさしいおじいちゃんだったのでした。
孫との久々の再会も手伝って、会話もはずんだ(と私たちは思ってる。なにせ、おじいちゃんは77歳。1センテンスの中にたくさんのお休みが入る、ひじょーにのんびり、マイペースの会話(笑)ではあったけど、たくさんお話ししてくれました!)ディナーの後、親子3代で写真を撮ろう!ということになった。カメラマンのママによる指示で、パパ、おじいちゃん、そしてダーリンの順に整列。3人が肩を組んで、カメラに向かって微笑む姿に、どうしても込み上げてくる笑いを抑えきれないChumpkinであった。えっ、だって、まるでダーリンの20年後、50年後を目のあたりにしているようだったんだもん....。
続いて、おじいちゃんを真ん中に、孫のダーリンと私の3ショット写真。おじいちゃんと私は腕を組んで写真に収まった。撮影後、カメラマンのママいわく、『My!You looked so happy, granpa!(おじいちゃんたらー、あなたとっても嬉しいそうだったわよぉ!)』 ちょっと、おじいちゃんは照れていた...。
それにしても、50年後のダーリンは、サスペンダー付きのジーンズとかはいたカワイイおじいちゃんになっているのだろうか....? ...ふふっ。想像すると、また笑いが...。