1997年のクリスマス

みなさんのところのクリスマスはいかがでした?

12月の大イベントクリスマスも終わってしまい、今年も残すところあと数日....。うっ、1年ってこんなに短かったっけ?

私の仕事場では、あの悪夢(?)のような日々を無事に乗り切り、ケイティーとシェリーと思わずハグしましたよー。『Yahhh, we made it!』と叫びながら。なんだか、一つのことをやり遂げた充実感みたいなものに浸ってました。さらに嬉しいことに、「クリスマスボーナス」までもらっちゃいました! アメリカに来てまで、ボーナスと縁があるとは思ってもみなかったからウレシイ! でへへっ。

1年でお店が一番忙しくなると言われたこの時期も、終わってみればあっという間。その上、あーんなに大変だったのに、今となっては結構楽しかったなーなんて思ったりもするから不思議である。クリスマスの翌日からは、すっかりいつものスローペースに戻ってしまったけれど、今はこの平和なひとときを楽しんでいる。あーあ、それにしてもヒマ、ヒマー。

クリスマスイブの日は、私もダーリンも仕事だったが、クリスマス当日はもちろんお休み!! ただ悲しいことに、うちの傾いた惨めなクリスマスツリーは、クリスマスを目前にした先週末にさっさと片付けられてしまったので、ちょっとさびしかったな。もーぉ、ジッピーのやつめー。

さて。で、イブの日は、ダーリンの大親友のマイクと3人でレストランでディナーをする約束をしていた。イブの日だし、カップルなんかでけっこう混雑しているのかと思ったらがらがら。ま、私たちがそこで食事をしたのは、夕方の4時半というなんとも中途半端な時間だったし、レストランはその日、夕方の6時で閉まることになってたから、空いてて当り前??? でもここ、ひじょうにお洒落なレストランで、味もなかなかのものでありました。

ところでマイクは、めでたいことに来年の2月には、婚約者のスティシーと結婚する予定である。それなのに、恋人達にとっては一大イベントであるはずのクリスマスを、どうして別々に過ごしているのかというと、彼女は両親とともにクリスマスを過ごすため、今、ミズーリにいるからなのである。彼女の家族は、ロスの出身である。が、去年のこと。一体何を思ったのか、彼女の両親は突然ミズーリで農場を始めるんだといって、引っ越してしまったらしいのだ。出身が大都会なだけに、いつかはのんびりした田舎で、農場でもやりながら暮らしたい....と思っていたのかもしれない。

マイクとスティシーは先月のサンクスギビングに、婚約の報告を兼ねて(とは言え、もう一緒に住んでるし、「婚約」したのもかれこれ1年くらい前のこと)、そろってミズーリのスティシーの両親の家を訪れている。だから、スティシーもクリスマスは実家に戻るつもりはなかったそうなのだが、なにせ来年は結婚してしまうし、彼女の両親にとってもミズーリで、しかも娘抜きでクリスマスを祝うのは、今年が初めてになることもあったため、急遽、休暇を取り、再びミズーリへ行くことにしたのである。マイクは、急なことだったので、仕事もあるし、それに、この時期ミズーリは半端じゃない寒さだしってことで、結局ここに残ることにした。それで、イブの日は一緒に食事をすることとなったのだ。

さて、ホントはこのディナーのあと、映画を見て、夜の11時からは教会に行ってクリスマスをお祝いしようという計画でいた私たちなのだが、実は数日前からコンコンと咳こみ、熱っぽいかなーなんて言っていたダーリンの調子が急激に悪化(ちょっと大げさ??)。あまりダウンすることのないダーリンも、明日は仕事もお休み! という気持ちも手伝って気が抜けたのか、かなり具合が悪い様子。結局、映画を見るのと、教会に行くのはキャンセルしてお家に帰ってきてしまった。

翌日のクリスマスの日も、ダーリンはゆっくり静養のためお昼ちかくまでベッドに入ったまま。さすがに、プレゼント交換&プレゼントオープンをするときは、ハナをじゅるじゅるさせながら、毛布にくるまってのこのこ起き出してきたけれど。が、このプレゼント交換でがぜん調子がよくなったのか、お昼を過ぎてからは毛布にくるまってネットサーフを始めていた....。うんっ、それでこそマイダーリンだわっ! 一方の私は、ホットココアを手に、1日中、読書にいそしんで(赤川次郎のかるーい小説でした)のーんびり過ごしておりました。

かくして、私たちにとって1997年のクリスマスは、なーんだかもの静かなものとなってしまいました。みなさま、何かと忙しいこのシーズン、風邪にはほんと気をつけましょーね。くれぐれも寝込むなんてことのないように。


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