ついに行ってきました、「ヤオハン」in San Diego!!
何を隠そう私達、ここ、サンディエゴに「ヤオハン」があることを、つい最近まで全く知らなかったのである。先日、インターネットをさまよっていた私が「サンディエゴにあるヤオハンには........」という誰かのホームページを偶然目にして、初めてその事実を知ったのである。『行ってみよう!』の私の一言で、週末の予定は決定。たまたまTELしてきた、ダーリンの大親友のマイクに話したら、『あぁ、知ってるよ。xxxストリートにある日系のスーパーマーケットでしょ。』.....なんだ、知らなかったの私達だけだったのね...。
正直なところ、「ヤオハン」が有名なのは知ってはいたが、私はこのお店が実際どのくらいの大きさで、どのあたりまでこまごました日本のものを扱っているのか知らなかった。数年前に住んでいたオレゴン州のユージンから、車を北にとばして約1時間のポートランド(オレゴン州最大の街)にも「安全」というこじんまりしたお店があって、よく足を運んだものだが、ここは食材はなんとかそろうものの、そんなに大きなお店ではなかった。でも、オレゴンの中では、きっと一番品揃えのよいお店だったんではないかと思う。
こうして、ちょうど「安全」に行くような感覚でやってきた「ヤオハン」である。しかし、外観を見るや驚いてしまった。結構、目立ってる。だって、ピンクの外壁。とても、スーパーには見えないんだもの...。(「安全」は、下手すると通り過ぎちゃうような外観だった。もちろん、ここもスーパーには見えなかったけど。)そして、見渡す限り、日本人、日本人。なんだか、懐かしくてホッとする。ここに引っ越してきてから、2〜3人の日本人を見かけたことはあったが、ほぼ100%アメリカ人に囲まれて、日本語をほとんど使わない(というより、使えない)生活しているせいか、『うわぉ〜、日本人だぁ〜!』と、少々、興奮ぎみの私である。お店に入ってみると、中はきれいで、かなり広い。また、店内にある掲示板は日本人同士の情報交換の場となっているらしく、「売ります」「買います」などのFlierが、所狭しと貼られている。さて、気になる品揃えは、というと...。生野菜から食品、生活用品、書籍、はたまたCDまで、想像を絶するほどの豊富な品揃えに、私はのけぞりそうになってしまった。この空間は、日本そのもの。何でもある。お惣菜屋さんもあるし、サンリオのお店も入ってるし、日本でダーリンとよく撮ったプリクラだって置いてある。しかも、店内放送まで日本語...。さすが「ヤオハン」である。改めて、このお店ってスゴイわっ。何でもそろっちゃうのねぇ、と感心してしまった。
お店に入ってすぐ右手には書店がある。日本にあるままの本屋さんだ。立ち読みだってできちゃう。店員さん(日本人)は、アメリカなのに制服着て仕事していた...。なんだぁ、こんなことなら、日本をたつ前にあれこれと本を買いあさることなかったなぁ、などと考えながら、日本でいつも購入していた月刊誌を見つけて、買ってしまった。300円ほど割高だったけど、アメリカにいて読めるんだから、まぁいっかぁ。
食品は、アメリカ系のスーパーでもいくらかは手に入れることはできるが、どうしてもそこで見つけられなかった、味付け海苔と和風味のサラダドレッシングを即、購入。まあ、お値段が多少はるのは、やはりしょうがない。ほかにも、欲しいものは山のようにあったけれど、いつでも来れるんだし...と思って、その日は「ヤオハン」をあとにした。
いやぁ〜、それにしても「ヤオハン」はすばらしい! たかがスーパーなのに、こんなに興奮するのもおかしなもの。でも、手に入らないと思っていたものが見つかったり、ここでは絶対に口にできないと思っていたものが食べられるのは、やっぱり嬉しい。で、そういうものに限って、日本ではそんなに気に留めてなかったものだったりするのだが。そして何よりも、海外にいながら日本の空気が味わえること自体がもっと嬉しいのよね。とにかく、ここに「ヤオハン」があることが分かって、よかった、よかった。
また近いうちに「ヤオハン」に行こうね、ダーリン。