こちらもすっかり秋です。紅葉も大分進み、セーターorジャケットが必要になりました。(タフなアメリカ人はTシャツ+短パンですが)
さて、その後いろいろありました。まず、体調を壊したことから。9月末にこちらに出張に来た鹿島の人事部長との会食があったのですが、会社の経費で落とせるのをいいことに、食べすぎてお腹を壊しました。生がきを6個も食べて、あたったようです。最初はお腹だけだったのが、やはり3ヵ月の疲労と重なったせいか、風邪の症状になり、ついに授業も2コマ休んでしまいました。昼間、布団の中で天井を見ていると、思わず落ち込んでしまいました。結局、約一週間ほどで治りましたが、その後食事にはますます気を使うようになりました。
とうとう車を購入しました。FORD Escort Wagonで、エンジンは日本のFamiliaのと同じです。急に行動範囲が拡がって、週末毎にあちこち探検してます。(一応、教科書を持ってですが)スーパーでの買い物も車でするようになりました。こちらは渋滞も殆どありません。やっぱり運転は楽しいです。
勉強のほうは、力の入れどころがわかってきたため、何とかついていけています。本は流し読み、ノートは自分だけが読める文字で速記、レポートなどはとにかく簡潔に要点のみです。幸い中間試験は一つもなかったので、学期末に向けてのペーパーや調査レポートを前倒しでやってます。
クラスメートとも、ようやくテニスやパーティーなどをして遊ぶようになりました。しかし多少複雑な気持ちです。アメリカ人は表面上はフレンドリーでもなかなか心の奥まで見せないし、また中身もいろいろです。アジアの留学生は皆本当に真面目で優秀だけど、お金の問題もあってあまり遊ばないし、日本人の自分はその狭間に置かれている様に感じます。
先日、人種問題(Affirmative Actionです。平等実現のためのマイノリティ優遇措置)に関しての集会&デモが行われ、授業も一部休講になりました。学生デモと警察の軽い衝突もあったようです。白人&黒人はナーバスに興奮していましたが、アジア系および留学生はまるで他人事のように冷めていたのが印象的でした。アメリカ人の正義/平等/権利に対する意識には、どうしても馴染めないものが残ります。