96年11月28日

学期末まで2週間!怒涛の生活が続く中、今日はThanksgiving Holidayなので、「一日全く勉強しない!」と決めてぐーたらしてます。今夜のディナーは、当初の見込みを大きく上回る12人ものゲストが来ることになり、ルームメート達と「どーしよう??」と頭をひねってりながら七面鳥の丸焼きに挑戦してます。

大学の方は、今週前半にプレゼンテーション2発と、HELPというグループで企画していたパネル・ディスカッションを終えて一息ついていきました。正直、疲れてます。スタジオは7人によるグループワークで、この人数ではまとまるわけもなく、アグレッシブなアメリカ人同士のぶつかりあいに神経をすり減らしました。また、HELPの方も皆をまとめるのにすごく苦労してます。この後、スタジオワーク、タームペーパーに集中です。

人と人とのコミュニケーションって、本当にデリケートなもので、ニュアンスが変わって伝わることにより、信頼に傷がついてしまうのがすごく恐ろしい。日本人同士でも意思疎通をスムーズに運ぶのは難しいことが多いのに、文化背景の違う人々を、第二言語である英語で説得していくのって本当にしんどい。どうして、発起人になったのだろう、とか自分の器量を越えている、とか、自虐的な気分になります。イベント自体は大成功し、皆からのねぎらいの言葉が涙が出るほど嬉しかったのですが、今後、このグループがどういう方向に行くかを考えると、また気が重くなってしまいます。冬休みは全て忘れてリフレッシュしたいところです。

で、冬休みですが、昨年に続いてNYCへ行こうかと考えてますが、ペルーに行かないか?という話しもあり、まだまだ不透明です。1月末には卒論の下書きを提出せねばならないので、旅行は早めに(と言っても日本の勤労者の休暇に比べたら長いが、、)切り上げる予定です。

卒業の五月まで後半年となり、卒業後の進路についても考え始めました。EDAW社、サンフランシスコ市都市計画局で働いてみて、やはり大学での勉強と実務の間には違いがあると感じたため、是非この国でしばらく働いてみたいと思います。一方、都市計画はすごく土着なものだということも実感しているので、将来は日本の街を舞台に頑張って見たいとも思います。

やること、考えることが山積していて頭の中がごちゃまぜになってますが、毎日を大切にゆっくり生きていきたいと感じるこの頃です。

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