ルール説明 |
「市民まちづくりゲーム2」では、参加者全員でGISをリアルタイムに活用し、いろいろな視点(評価指標)による議論をしながら、まちの骨格作りを行います。
[目標]
・「宮城地区の20年後の姿」の1案を参加者全員でまとめる
・GISの機能と指標の使い方を体感する
・いろいろな「まちづくりの考え方」が関連していることを理解する
[共通の基本方針]
方針1.駅周辺に都市的な賑わいをつくる
方針2.自然環境をできるだけ保全する
方針3.空き地に家を建てる
方針4.郊外部では自然と開発を調和させる
[建てる戸数]
・宮城地区全体で、建てる住宅戸数は、前回同様に32,000戸とする(→20年後までの戸数増加予測は将来住宅戸数推計を参照)。
・共通の基本方針を踏まえ、みやぎ台、赤坂、吉成/中山、錦が丘の空き地にあらかじめ低層戸建住宅を建てたところ、5000戸建てることができた。よって、今回は残りの 27,000戸 の住宅を配置する。
[ベースマップ]
・現状(ゼロ)から27,000戸を建て始めると、今回の時間内にはゲームが終わらないので、アバン・アソシエイツでゲームを始めるための「たたき台案」を以下のように作成した。
・住宅種別(密度)の比率を25%ずつ均等に設定した
・第2回勉強会の4案を重ねた図(重ね合わせ図)をもとに、共通の基本方針を尊重し次のように作成した。
方針1:愛子駅周辺に高層住宅
方針2:山林/田をつぶさないように、赤坂南西に戸建住宅
方針3:前述のとおり、空き地に戸建住宅
方針4:山/田に向かって密度を下げていく(高さを低くしていく)
[進め方]
・今回は住宅地の配置のみを扱い、その他の施設は扱わない。
・住宅地を置ける範囲は、重ね合わせ図の色が塗られた範囲とする。
・住宅地には、前回のコマと同じく4つの種別(密度)がある(→4つの種別については前回のコマ説明を参照)。
・住宅地はコマではなく、自由な形を作ることができる。
・自由な形で作られた住宅地2つを選択し、密度を設定すると、9つの評価指標のうち8つの指標がその場で計算、グラフ表示される。
※住宅・住民の多様性は、計画地全体で評価する

2つの住宅地を選択
|
→ →
密度選択! |

8つの指標の評価結果をグラフ表示
|
・表示された指標も参考にしながら、2つの住宅地の良い点/悪い点を議論する。
・参加者全員の多数決により、2つの内どちらの住宅地を開発するか決める。
・この作業を繰り返して、たたき台案を修正していく
・修正作業が終わったら、将来の土地利用の骨格を示す図を作成し、その時点の計画案を全員で確認する
|
|