近況&雑文 1月18日(火)

阪神大震災5周年。 思い出したように特集がメディアで組まれているが、NHKのものはなかなか力作。トルコ、台湾との比較もなされており、改めていろいろ考えさせられる。

思えば5年前、バークレーへの願書を提出した直後に阪神大震災発生。それまでは「優れた公共空間のデザイン」に興味の中心があった自分にとって、被災の様子と難航する復旧/復興まちづくりの様子は、問題意識の大転換をもたらした。「これまでの日本のまちづくりには、巨大な欠陥があったのではないか?」「それは政治や社会の在り方そのものではないか?」とてつもない疑問と無力感。そして、バークレーでの学習中心テーマを『結果としての空間デザインから、コミュニティをつくっていくプロセスへ』と変えてから渡米。

その後、参加型まちづくりを研究・経験していきつつ、「防災」という課題は常に私につきまとっている。カリフォルニアの防災・復興まちづくりの研究、メトロでの防災まちづくり業務、そして台湾の復興まちづくり支援。これらを通じて、様々なケースを学んで来て、今改めて阪神の被災の甚大さに驚かされる。

自分自身が被災した経験は無い。もしも、そうなった場合に何ができるのかは未知数。でも、あの教訓を忘れずに、個人としてプランナーとして生きていきたい。


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