MinMin's Diary
8月25日
先日の日曜日に中学1年の同窓会がありました。
場所は地元のホテル。
ホテルのオーナーが地元で同級生というよしみで、幹事が値切り倒したようです。
うーーーん、さすが我らが「ちゃっかり」クラスの同窓会(^^;)
代表幹事はテキ屋になった腕白坊主。
「おめぇ、どう見ても怪しい金融ブローカーだぜ」
という出で立ちでありましたが、内容は相変わらずでありました。
20年ぶりの再会と銘打って開催されたクラス会。
なんと、12歳の娘さんを連れた女子も出席。
地方から出てきてくれました。
「うーーーん、私達も、あの頃は、こんなに小さかったんだぁ」
彼女のお嬢さんを見て感慨深げにうなるクラスメート。
それにしてもユニークなクラスでしたが、その後の進路もなかなかユニーク。
実にバラエティに富んだメンバーでした。
子持ちの女子の為に早めに開始時刻を設定してくれた名幹事のお陰で4時にスタート。
本当は先生もいらっしゃるはずだったのに、急用が入ったとかで無念の欠席。
前の日まで楽しみにしていらした先生が見えなかったので、みんな、ちょっと心配顔。
それにしても約20名が出席したのですから、たいしたものです。
20年目にしてクラス会を開こうということになり、これだけ集めるのは大変だったでしょう。
まずはプロの声楽家になった女子の美声で本格的オペラを堪能。
「うちのクラスって本当に幅が広いよねぇ」
みんなで感心することしきり。
何しろテキ屋は居るわ、オペラ歌手は居るわ...普通なら繋がらないネットワークが存在します。
「高尚な歌の後は、やっぱこれだわな」
という幹事の鶴の一声で、ホテルに無理を言って運び込んだカラオケセット登場。
カラオケはクラス一の秀才だった男子によって口火が切られました。
昔の面影はどこへやらの踊りまで入れた彼の歌に一同大喜び。
12歳から13歳にかけて1年間、同じクラスにいた人達。
たった1年間、同じ時間を同じ場所で過ごした人達。
それが20年後に再会して、同じように笑っている。
12歳の女の子に向かって誰かが言っている。
「あなたくらいの頃に私達ってクラスメートだったの」
それを聞いてふふふと笑っている少女。
恐らく、目の前にいるおじちゃんとおばちゃんが自分と同じ年だったなんて、想像すら出来ないでしょう。
中学校時代の写真を彼女が見ていました。
でも、きっと実感としては解らないでしょう。
目の前にいる30代のおじちゃんとおばちゃんが自分と同じ12歳だったこと。
その頃、たった1年だけ一緒の教室で過ごしたこと。
いえ、それよりも、彼女自身が生きている時間が、いつしか流れていき、やがて私達と同じような時を迎えるなんて、想像すら出来ないでしょう。
だって、あの頃の私達にも30代の自分や仲間なんて想像すらできないものだったから。
自分達が先生の年を越えるなんてこと、考えられやしなかった。
それがもう、しっかり越えている。
子持ちになってる人が結構いて、往年の腕白坊主もいいお父さんしちゃっている。
12歳の少女の面倒をかいがいしく見ている元腕白坊主。
自分達が子供の話で盛り上がるなんて想像もしなかったねと話している女子。
20年の時の中で、3人のクラスメートが去っていきました。
一人は同じクラスだった時に。
二人目は高校時代。
三人目は20代の前半に。
様々なものを失いながら、私達は大人になっていったのかもしれません。
でも、同様に、様々なものを手に入れてもきました。
一口に20年と言っても、人によってその重みは違うかもしれません。
だけど、クラス会の場では、どこかのロッカーに20年の歳月をしまい込んできたみたいでした。
まるで、昨日にも会っていた人であるかのように振る舞える仲間。
積もる話があるんじゃなくて、「今」の話をもっとしたい。
話したいことが次から次へとどんどん出てくる。
気が付けば4時に始まった1次会は途中で抜けた3人の女子を除いて9時半まで続きました。
流石にお開きにして、2次会へということになると、12歳のお嬢さんを連れてきた女子以外は全員出席。
場所を変えても話は続く。
気が付けば11時過ぎ。
終電に間に合わない人がいるといけないということで一応解散したものの、合計7時間も一緒にいたのでした。
「まだまだ話し足りないよぉ」
「握手、握手」
「また会おうぜ」
こんな声があちこちからあがりました。
名幹事は満足げでありました。
「いかにも男の子」って感じだった、今では3児の父となった、でも25歳くらいにしか見えない同級生が、もう一人の女子と私を送ってくれました。
あーー楽しかったと私は11時過ぎに家にたどりつきました。
ところが、まだその頃には終わってない連中もいたんですね。
どうやら隣の駅からやってきた連中は別れ難くて3次会まで突入したとか。
おいおい、翌日は出社じゃないのかね(^^;)
更に我らが名幹事。
駅前には彼を「大将」と呼ぶ若い連中が御車でお出迎え。
「しっぶぅーーー」
そんな叫び声があがる程の気合いのいった若い衆でありました。
ちゃっかり屋の女子が
「ねねね、こんな機会は滅多にないから、お兄さん達と写真撮らせてもらおうよ」
なんて言い出し、駅前で30歳過ぎのおばちゃん、怪しげな金融ブローカー風のおっちゃん、眉毛ないぞぉって感じの金鎖のネックレスしたお兄さんの集合写真を撮影。
しぶいお兄さん達の車で家に帰るはずだった名幹事は、気分が良くなって、また飲みに走り、結局はタクシー代よりも高くついてしまい、家にたどりついたのも朝の4時過ぎだったとか(^^;)
みんな、気合いいってるなぁ...。
あの頃、自分達が30代になるなんて夢にも思わなかった。
ずっと10代のままのような気がしていた。
たぶん20代にはなるかもしれない予感はあったけど。
でも、30代になるのも悪くないな。
色んな経験をして、色んな味付けをして、隠し味も持ち合わせて、でも10代の頃の顔も失っていない。
「10年ごとにクラス会やるぞ」
名幹事はそうおっしゃっていました。
出来れば2,3年ごとにやってほしいもんだなと思うのですが。
まぁ、大きいのを10年ごとってのも悪くないかもね。
じゃ、次の大きいクラス会は40代だな。
みんながどうなっているか、楽しみ、楽しみ。
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