MinMin's Diary


today's diary
Last week's diary

5月24日
本日は客家フェアという客家系の人達の文化フェアに出向いてきた。
客家人というのは独特の文化を持つ人達。
かつて出会った美少女とも言える20代前半の女性は日本語,英語も出来,中国語は北京語,客家語,台湾語,広東語の4種類に堪能。
そしてただの言語オタクじゃない証拠に勤務先の金庫をしっかり握っていた。
彼女は自らに流れる客家の血を誇りにしていて,客家料理をこよなく愛していた。
そんなことを思い出しながらぶらぶら街を歩いていたら,タダで客家特製のモチと飲みものをふるまってた。
欲しい人は並んで順番待ち。
何やら戦後の配給を思い出してしまった…。
別に自分はその体験があるわけじゃないんだけど。
私は言わゆるSS世代だそうな。
ウサギがトレードマークの製薬会社とは関係ない。
皇太子御成婚と東京オリンピックを核にした時代に生まれた世代のことらしい。
成婚のSと聖火のSを取ってSS世代なのだとか。
今流行りのXX世代だのYY世代だのに対抗できるかな?
私は正確にはSS世代の核になる時代から微妙に外れる。
東京オリンピックが終わってから生まれたからだ。
でも周囲の兄ちゃん,姉ちゃんはもろにその世代だしな。
つまりSS世代とは誇り高き?昭和30年代後半生まれってことになる。
炭鉱の街の面影やら,夕焼け空やらがあった時代。
街灯の灯りのぬくもりや,家々から聞こえる夕飯の支度の音があった時代。
こんな情緒がいつ頃まで続いたんだろう。
少なくとも石油ショックの頃はまだ残ってた。
ロッキード事件くらいからかなぁ???
高校に入った頃にはなんだかドギツイ文化が出始めていた。
私自身もテレビを見なくなった。
ふり返ってみて,いい時代に生まれたなと思う。
普通に暮らしていて日本の文化というものがいいものだと思える時代に幼年期を送れたからだ。
まだ希望や温もりが残っている時代だった。
夏の昼に家族で食べた冷や麦の味。
茶ぶ台に氷の入ったボールを置いて,箸ですくって食べた冷や麦。
色付きの冷や麦を子供達は欲しがり,一人につき何本と割りあてられる。
秋の日に焚火をして,そこにさつまいもを突っ込み,みんなで焼き芋を作った。
通りを歩く人達が足をとめて,そんな子供達を見て微笑んでいく。
こんな時代はもうやってこないんだろうな。
時間というもの,時代というものが流れているものであれば,こうした昭和30年代後半生まれが過ごした時間はもう滅んだと言える。
高校で英語教師をしてる友人が授業でreplaceという単語を教えるのに例文を用いた。
[本日,我が家のテレビは白黒からカラーになった]
これを聞いた生徒の反応は…馬鹿受け。
意外なところで受けてしまった彼は不思議そうに生徒を見てなんで笑うのかたずねたら,
[先生,白黒からカラーにかわったなんて超カッコよすぎ!!]
とのことだそうだ。
彼はなおも続けた。
[そうかぁ。みんなは生まれた時からカラーだったんだもんな。先生なんてカラーテレビが家に来た日のこと,まだ覚えてるぞ]
ここで生徒,また馬鹿受け。
[カラーテレビ来てから当分は家に帰るとまっ直ぐにテレビのとこに行ってさ,こうやってパッチンって]
ここまで言うと彼がスイッチを引張る動作をしたのを見た生徒がまた馬鹿受け。
[パッチンって…先生!!]
[まじぃ!!]
生徒の声に真面目な彼はきちんと説明する。
[そうだよ。チャンネルだってさ,ガチャガチャって回すやつだったし,電源入れても最初はすぐに画面が見えなくて画面中央に白い点が浮かぶんだよ]
生徒は大喜び。
彼が言うには,この学生達は1対1で目を見て話しが出来ない世代なのだそうだ。
必ず画面が必要な世代なのだとか。
小学生時代から友達と遊ぶのにはファミコンをする。
二人の視線は画面に注がれる。
プリクラだって沢山で写ってるけど,皆の視線は画面に向かう。
だから写真撮影やらが若い子達の趣味として急上昇したのだという。
[目と目が合わせられない文化なんだよ]
教師をしてる彼が言う。
[だからね,みんなとてもいい子達だよ。ワルってのがいない。だけど人間関係がとても希薄なんだ]
こんな言葉を思い出しながら客家フェアから帰ってきた。
フェアにもレトロ写真が飾られていた。
30年前の街並みだった。
ちょうどSS世代の生まれた頃だ。
台湾でも文化が急速に変貌している。
どこの土地でも時代の流れは変えられない。
人間関係が希薄になり,生き易くなる反面,その冷たさに寒々とした思いを抱く人もいるだろう。
こういうフェアが日本や台湾で流行るのも,何やら戻れない時代への疑似体験をしてみたいところにあるんじゃないかと思った。

5月25日
またしても夜になると大雨。
少しばかりホームページの整理をする。
なんてったってやりっぱなしで忘れっぱなしだからな…(^^;)
たんぽぽ組へのリンクなんかも未だ古いまんまだった…。
NHK見てたら宮島が出てて懐かしかった。
あそこは生まれて始めて異文化体験したとこだからな。
インコ関係のサイトを見つけてゴキゲン。
いつの日かセキセイを沢山とでかくてよく喋るインコを1羽,同居人にしたいもんであるが…。
本日は拾いものの日と決めてたので色々な収穫あり。
一番の収穫は松田聖子ちゃんの再婚のニュース???
やるなぁ…。
あそこまでメディアを楽しませてくれる人ってそういない…。
プロ根性入ってますな。
ここまで来たら,行け行けぇ!!って無責任だけど応援しちゃいます。
次は何してくれるだろう???

5月26日
本日はいいことが多い日。
まずは念願の新しいゲストブックが完成!!
機能充実!!
管理もラクチンのすぐれもの!!!!
あ〜りがたや,ありがたや♪と歌ってしまいそうです。
製作してくださった大師匠には足向けて寝られません。
おまけにある方から思いもかけず,可愛いセキセイインコのイラストまでいただいた。
うれしいな,うれしいな。
私はセキセイインコが大好き。
小学校1年の時に同級生の家からもらって以来,すっかりファン。
セキセイインコ以外にインコ系はみんな好き。
何とも愛敬があるから…(^^)
さて,昼間は小鳥の声って街の喧騒にかき消されて,存在すら忘れられがちです。
だけど明け方に,ほのぼのと明るくなってくる空の色をカーテン越しに感じていると,どこからともなく聞こえてくるのです。
しんとした,張りつめたような,朝の一種独特の侵し難い雰囲気の中に澄んだ小鳥の声が響いてきます。
深夜の闇の世界では犬が吠える音,猫が喧嘩して屋根から落ちる音が時折通るバイクの音などに混ざりあって聞こえてきます。
朝4時頃の誰も起きていないような,自分が一人だけ存在しているような時間に聞こえてくる鳥の澄みきった歌声。
(もっとも私の好きなセキセイインコの声はそれほど美しくはないけれど…)
しんとした台北の朝の街の気配を感じ取ろうとしてじっとしていると聞こえてくる鳥達のさえずり。
どこからともなく聞こえてきたそのさえずりは建物にこだまして響き渡っています。
カーテンを少しだけ開けて外を見れば白々と明るくなる空が見えてきます。
そして死んだように微動だにしない街。
昼間の台北とは全く違う世界がそこにあるのです。
人がいない世界では人以外のものが堂々と主役を務めています。
やがて,どこからともなくバイクの音が聞こえ,人々の声が聞こえてきます。
朝ご飯を売る人達でしょうか?
時計を見ると5時になろうとしています。
空は既に明るくなっていました。
鳥の声はやがて世の中の音に消されるように聞こえなくなりました。
あぁ,1日が始まるんだなと思います。
あの美しい声の鳥は何という鳥なのでしょう?
台北のまだ明けきらぬ朝に響く声に聞き入りながら,いつも思うのです。
ひとつの街でも様々な顔があります。
台北ってうるさいよねって言う人には早起きして朝の台北を体験してほしいなと思います。
名も知らぬ鳥だけど,ビルの谷間に響くさえずりに耳を傾ける度に,清々しい気持にしてくれる鳥達。
台北には,未だ未だ沢山の知らない一面がある…。
そんなことを鳥達が教えてくれます。
古人が[早起きは三文の得]とおっしゃったように,早朝って気分いいもんですよね。
そう言えば日本に居た頃,明け方までタイプを打ってて,牛乳屋さんと新聞屋さんの音で時間を知ったこともありました。
朝寝はあまり誉められたもんじゃないですけど(^^;)
(今でも時にやりますが…)
久しぶりに早朝の雰囲気に触れて,やっぱ早起きしようと改めて思っています。
あぁ,これで玉蘭荘見習い会員として正しい道を歩くことになるんだなぁ…(^^;)
関係ないけど,最近,炊き込みご飯の類に凝ってます。
白いご飯も美味しいけど,炊き込みご飯もまた美味しい。
そこで我が食卓には奇妙な取り合わせが並ぶことになるんだな。
炊き込みご飯,ハムの赤ワイン煮込み(オレンジ丸ごと入り),臭豆腐(予想外の土産),花豆の煮たもの。
おかずの組み合わせだけでも十分に変だけど,ご飯が白かったらまだサマになったかも。
だけど,炊き込みご飯を食べたいという欲求には勝てない。
こうなってくるとカレーライス食べたくなるのを待つしかないか。

こちら様よりいただきもの(=^^=)↓
 parakeet


5月29日
明日は端午節。チマキ地獄が待っている。(^^;)
現在、台湾の音楽大賞をやっています。
丁度今、交通事故で亡くなった張雨生が大賞を受賞しました。
残されたお父さんが舞台で挨拶をしています。
張雨生は31歳で亡くなりました。
国立政治大学を卒業し、音楽界で才能を発揮した彼はあまりにも早く逝き過ぎました。
どんな賞を獲っても彼は戻ってきません。
お父さんは言います。
「せっかく賞を頂いておきながら息子は来ることができず申し訳ありません」
哀しい言葉です。
親より先に逝くことのむごさを感じました。
こんな思いをする親が一人でも少なくあるように…。
本日は友達の家で産まれて1ヵ月の赤ちゃんを見てきました。
この子が大きくなった時によりよい環境になっていますように。
その為には何か出来ることをしなければいけない。
そんな気持になります。
イデオロギーやらエスニックにかまけている暇はありません。
海外暮しをお気楽に語っちゃってる暇もありません。
[台湾]で検索すると若い女性が作ったホームページがよくヒットして出てきます。
1回目は御自分から売り込みにきたので見に行きましたが大間違いばかり。
価値観は日本で生活してるのとなんら変らない。
ただ、海外に住んでいる自分にうっとりしているだけ。
日本に居たら語るものを持たないような子(20代の女性を子と呼ぶのもなんですが)のひとかど願望がもろに出ている感じでした。
そして昨日、ぶち当たった2本目…。
かつて台湾関係の掲示板で動物連れて留学してきたいと言ってた女性が…。
嘆息もんでした。
あぁ、1つ目のホームページと同じ。
さすが、台湾ではお目にかかったこともない動物を連れ込みたいと主張し、止めといた方がいいという人の意見に「でも、可愛い動物なんです」だの「私が先に行って台湾の獣医さんに一緒にお勉強してもらって」だの「台湾の人もきっと好きになってくれる」だの言ってただけある…。
可愛い動物というのは貴方の主観です。
台湾の獣医さんが貴方と一緒に悠長にお勉強している暇はありません。
そんな金にならないことをする獣医さんはいないでしょう。
ボランティアじゃないんですから。
台湾の人もきっと好きになってくれるというのも思い込みです。
台湾には私が可愛いと思う犬でも食べる人が居るんです。
そんなに日本の価値観を持ち込みたいと主張してた彼女のホームページ…。
あにはからんや…台湾の運転手への職業差別バリバリのページもありました。
もう言葉もありません。
1回目の「女の子」には悪いことをしました。
貴方だけじゃないんですね、こういうのは。
ポエジーに海外生活を語り、語る自分にまたうっとり。
こんなのが複数でいるんじゃ、こっちももたないから、もういいわ。
蝿取り紙みたいに五月蝿いのをわざわざ寄せ付けることもないしね。
ネット料払って見るようなもんじゃないな…。
1回目の「女の子」ので懲りてるし…。
たった1回間違いを教えてあげたらそれを執拗に嫌がらせしたと言いふらしていたらしい。
あるいは御本人のみがそう思ってらっしゃったのかもしれないけれど。
インターネットって顔が見えないからどうとでもなるもの。
御本人のみか御友達絡みかは知る由もないけどね。
そんなんで何も蝿取り紙でもあるまいし、うるさいのをこっちに呼び出すこともあるまいってこと。
自己満足してるお嬢ちゃん達は空き樽よく鳴るとして見過ごしときましょう。
その周辺に居る人達は知らぬ間に偏見を植え付けられているということで同情しといてあげましょう。
無神経に他者や他者の文化を差別し、それを差別と認識していない愚かしき人々にも幸いあれです。
それにしてもまさか、あの「日本そのまんま持ち込みたいわん」女がホームページで台湾を語るとは想像もしなかったわ。
「すごいぞ、台湾!こんなに日本と同じように生活できる」ってホームページならまだ理解できるけど。
ま、兎に角、差別されていないという思い込みだけで他人を無責任に差別する人には構っている暇はありません。
いつまでも大人の感覚を持てず、女の子であるという特権で見逃してもらいたいという甘えで海外に出てきてしまう女性。
20代に入ればコギャルにはおばはんって呼ばれるんです。
甘えで生きてられるのは日本国内だけです。
そういう感覚ならどうぞ国内で自分の言いたいことを個人のページで展開してください。
国内でなくても構いません。
タイトルに台湾を使うんじゃなく、トピックに使うなら構いません。
中国語を出したいならそれもいいけど、ネィティヴチェック入れてください。
「馬から落馬した」みたいな中国語はやめてくれです。
我的自我介紹…(^^;)
笑わせてもらいました。
どうも最近では、ここにも外国では若く見られるとか、外国人だから甘やかしてもらえるとか、ちやほやしてもらえるからって、もはや国内では女の子扱いしてもらえないのが沢山来てるようです。
留学するのに父親が同伴で来て、ネットで知り合った、会ったこともない青年に家探しから日常用品の買い出しまで付き合わせてという「女の子」(20代)もいました。
まぁ、ようこれだけ「女の子」が国外に出てくるもんだ。
私?私はじじぃです。
それはともかく、明日は端午節。
黒猫のタンゴじゃありません。(年ばれるな…)
20代の女の子達がどんな風に端午節を書くことか、楽しみでございます。
「台湾には色々なチマキがあります」
「甘いのもあるんですね」
あぁ、異文化、あぁ、非日常…うっとり。
私は冷凍庫と冷蔵庫に詰まっているチマキを眺めてどないしよう…という気持。
どうやってこれを食べきれと言うのだぁ!!
好きでもかなり辛いぞ…。
でも腐らせるのはもったいない。
日常はかくも冷酷で現実的な悩みで一杯なのだ!
それでは良い端午節を送れますように!ぱんぱんっ!

こんな女の子達に是非読んでいただきたい一冊。
主婦の友社より出版されている佐藤育代著[海外で差別されたことありますか/はだかの"名誉白人"]

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