インドダイアリー
◆ 10月18日 インド旅行出発
空港使用税 2040円×2
アップルジュース 100円
お菓子 380円
タイバーツのレート
1000円 → 303バーツ
(1バーツ3.3円で計算)
宿代 2泊 2500バーツ (パークホテル、スクンビット通り)
夕食 疲れていたのでホテルのそばで食べる。いまいちの味(西洋人が多い店)
スクンビット通りには地元の人でにぎわうタイ料理の店などないようだ。
貧乏西洋人はカオサン通り、金持ち西洋人はスクンビット通りと決まっているみたいだ。
ビール、コーラ料理3品 375バーツ
コンビニ ジュース2つ 23バーツ
計3038バーツ+5340円=15365円
タイには夕方着いた。雷が鳴っていた。冷房の効いた空港〜市内のエクスプレスバスはがらがらだ。
◆ 10月19日 タイ観光
バス 7バーツ×2
タクシー 70バーツ
動物園 20バーツ×2
昼食(動物園で) ラーメン(15×2)+コーラ8=38バーツ
ミネラル水 10バーツ
休憩 アイスティ 40、シェーク 60 = 100バーツ
シマウマとキリンとロバとガチョウが同じ園内に飼われている。
雄のシマウマがときどき不思議な声を出している。
その声がとても変なので他の動物が萎縮している。
ロビンソンデパートで緑色の羊羹にココナッツの削り節がかかったのを食べる。
これはおいしい。ジュースなど含めてトータル41バーツ。
Tシャツ2枚 240バーツ
マスク 2枚 41バーツ
夕食 豪華なタイ料理(ランドマークタワー内)を食べる。
940バーツ。(料理3品、カクテル、水、デザート他)
翌日の朝のタクシー代の前払いをする。 400バーツ。
バンコクは空気が悪いので、あまりうろうろ出来ない。
それと来るときに乗ってきたエアインディアの空調が強すぎて、喉の調子が悪い。
計1934バーツ=6382円
◆ 10月20日 カルカッタ着
パークホテルで残金48バーツ
タクシーにチップ 20バーツ
休憩(空港にて) 300バーツ(サンドイッチなど)
出国税 250バーツ×2
インドルピーレート
100円=28.85ルピー
(1ルピー=3.47円で計算)
タクシー 150Rs
(空港からDUMDUM駅まで、かなり高い金額)
わざと恐そうな人の誘いに乗ってみました。
案の定、とっても楽しいカルカッタインになりました。
DUMDUM駅からパークストリートまで地下鉄 3Rs×2
宿 810Rs(YMCA)
ミネラル水 12Rs
コーラ 9Rs×2
人力車 10Rs
空港から地下鉄の駅までのぼったくりタクシーが一番楽しい。
牛、人、ゴミ、糞、ヤギ、ロバ、サイクルリキシャ、埃、が窓に展開される上に、
ぼったくりのタクシーの方々(2人組)は暴走し、インド映画音楽を大音量でかける。
始終こちらをみてウインクをする。
「なあ、おい、このごろガソリンが高くてサー」
「1リットル30Rsもするんだよね」
「本当なら250Rs取りたいんだが、180Rsにしてやるよ。」
「おい、こら。DUMDUM駅まではたったの10kmでしょ?、
1リットルで10kmは走れるぞ。」
「はぁ? それは日本の車でしょ。ここをどこだと思ってんだ?あ?」
「高いなあ、まけてよー(ヒンディー語で)」
「ひっひっひ、こいつヒンディ語しゃべったぜ。」
「なあ、おい、この煙草、すわねえか?」胸のぽけっとから煙草を取り出す。
(妻、「だめよ、こんなの吸ったら」)
「いや、やめとく」
「ばーか、ハッシッシじゃねえよ。この、たこやろう。」(煙草に火をつけて、煙を
こちらにふきかける。)
「ぶはー、ほらハッシッシと違うだろ?」
(漫画に出てくるような基本的な悪者だ)
そうこうしているうちにDUMDUM駅前に到着する。
「150Rs払ってやるよ。じゃあね。」
「ちょっと待った。1人当たり1ドルチップおいていきな。」
(1ドル=35.8Rs)
「これは日本人だからドルなんて持ってないよ。」
「頼むよ、おい。」(急にへりくだりだす)
「何言ってんだ。100Rsが料金。50Rsがチップだと思え。」
「それよりさっきの煙草くれよ。」
「もうおしまいなんだよー。」(とポケットを裏返す)
「おれもドルなんて持ってないんだよー」
と行って立ち去った。
地球の歩き方にはYMCAの夕食は豪華絢爛と書いてある。
期待して望んだが、それほど豪華ではなかった。
豆スープ(ダール)、マトンカレー、ライス(冷たくてまずい)、ジャガイモカレー
リンゴ、水道水。
(のちにこの定食がターリー(大皿)と呼ばれることを知る)
部屋にはFAN、とACがある。FANの強弱はボルトを直接変更することで可能となっている。
給湯システムはお湯と水の流れを配管をじっくり眺めて、研究しないと
どうやったらシャワーにお湯と水のミックスを出すことが出来るのかが分からない。
シャワーを浴びるコツをつかむのに時間がかかる。
計 1006Rs + 868バーツ = 6351円
◆ 10月21日 カルカッタ散歩
YMCAは朝食もついている。朝食の紅茶とパンはおいしい。パンは焼いていないが、
厚みがあり、柔らかい。オムレツはぺたんこでいまいち(しかしのちにこの薄いオムレツはインドネパール共通に
共通仕様であることを知る、決してまずいわけではない。)
さらにおかゆのようなものがつく(これものちほどポリッジというもので
牛乳、砂糖を入れて食べるものだと知る)その時は知らずに醤油をかけて食べる。
(ここを最後に分厚いパンをインドでは二度と見れないことになる。)
朝、鉄道予約センターにチケットを買いに行く。10月23日20:15発のガヤー行きチケットが取れる。
チケットセンターに蛾が入っていた。地べたにとまっていた。
年寄りが若者に声をかけた。若者は蛾を手に取ると窓から外に放り投げた。(逃がした。)
チケット 306Rs(2人分)
市電 1.50Rs×2
アイスクリーム 27Rs
宿 730Rs
昼(中華) 153Rs(チャーハン、チョップシー等)
おやつ 12Rs、水 12Rs、体重 1Rs、バクシーシ50P、
夜 ジュース 18Rs
水 12Rs
計 1274.50Rs = 4422.5円
◆ 10月22日 カルカッタ動物園
動物園にもいったが、動物園よりもそのへんの店を数える方が面白い。
さらに面白いのが(これはカルカッタの特徴か?)同じ店が10数件並んでいるのだ。
決して便箋と手紙を買って喫茶店(もともとそんなものはない)で手紙をしたためる
などということが簡単には出来ないようになっている。何でも、便箋、ペン、封筒などは
郵便局の前に行かないと手に入らないのだ。(本当はあるのかもしれないが、1人営業している
店は少なくともそうなっている)
カルカッタで見つけた1人営業を覚えている限りならべてみると30近くある。
体重屋(あまり悲壮感はない)
茶屋 (作っている人はなぜか皆、職人ぽい表情がうまい)
パン屋 (パンに何かを載せて加工してサンドイッチを作る)
床屋 (非常に多い。店舗を持った床屋は一件も見かけなかった。)
ゴム手袋屋 (名の通り、ゴム手袋しか売っていない。ゴム手袋が丈夫なことを空気を入れることで
アピールしている。見た目、気味が悪い。)
風船屋 (名の通り、風船しか売っていない。膨らました風船を一日中地面に叩き付けて、宣伝している。)
ヨーヨー屋 (名の通り、ヨーヨーしか売っていない。ヨーヨーをして遊んでいるようにしか見えない。)
雑誌屋
新聞屋
サンダル屋 (地面にサンダルを叩き付けてアピールする。)
服屋
玄関マット屋 (名の通り玄関マット(しかも「Welcome」と書かれた黒いマット1種類)のみ販売。ただ座っているようにしか見えない。)
靴下屋 (何故か、服屋で靴下は売っていない。)
封筒屋 (郵便局周辺にのみ存在)
証明書屋 (郵便局周辺にのみ存在)
代筆屋 (郵便局周辺にのみ存在)
ボールペン屋 (郵便局周辺にのみ存在)
やしのみジュース屋 (タイに比べるとうまそうに見えない、無論冷えてないし。けどもカルカッタのビジネスマンに
人気があるのか、ビジネス街にのみ大量に存在)
プリ屋 (朝飯らしい。プリ(チャパティが油で揚げられて膨らんだもの?)とバジ(野菜カレー)を扱う)
絞りジュース屋 (100%ジュースだが、あらかじめ剥かれてあるオレンジに不安)
靴磨き屋 (これは各所に点在、決して靴屋の前にしかないわけではないが、靴屋の前は靴磨き屋
が4〜5人いる)
ポスター屋 (インド映画俳優、ヒンディーの神様、家の写真?、赤ちゃんの写真)
バッチ屋
時計、計算機屋
サングラス屋
剥きキューリ屋 (大人気、水水しくておいしそうだが、腹を壊すのが恐いので裂ける)
サモサ屋
バナナ屋
髭剃り屋
人力車
タクシー
盆栽屋
YMCAの宿代を値切って570Rsにしてもらう。
朝の休憩 コーヒー2杯 20Rs (銀行とかがある中心街でやっと見つけた涼しい感じの喫茶店)
市電に乗って、動物園に行く
昼 お菓子 19Rs
ジュース (ファンタ缶 2つで30Rs)
市電(往復、2人分 6Rs)
動物園入場料 3Rs × 2
ジュース 9Rs(瓶コーラ)
動物園では動物よりも園内をたらたらと歩く鳥の方が気になる。
ちなみに、市電の速度は自転車よりも多分遅い。下手すると歩きと変わらない。
だから、中心地から動物園まで近いのに、冒険にいくような気分になれる。
途中に競馬場があった。府中競馬場よりもでかい。馬場の整備中で開催していなかった。
ブランチ 125Rs (あまりおいしくない。ビールもおいていない。)
絵葉書 8Rs×6
博物館((休憩目的で入る。) 3Rs×2
計839Rs = 2911円
◆ 10月23日 移動日(カルカッタ→ガヤー)
朝食後、給仕をしていたおじいさんからチップを請求される。
見た目はとても紳士な感じの人だったのですが、要求するものはしっかり要求する。
一人20Rsずつ要求されたのだが、2人で30Rs払った。50Rs払って釣りをもらう。
妻の体調が最悪だ。腰痛、肩凝り、鼻詰まり、口内炎、けだるさ、手が痛い。
インドがあっていないのかもしれない。
苦情ばかり言っている。レストランを選ぶ場合も、
「暗い、狭い、空気が重い、、、」
さらに部屋で使用しているFANのせいか喉もやられている。
体温37度ではカルカッタを歩くのはきついものがある。
昼 ビール2本、コーラ1本
ベジタブルフライドライス
ベジタブルカレー&ライス 190Rs
暑いせいか、埃のせいか、とても空気が悪い。
もっとも日本でも国道沿いを歩いていればこのくらいだるくなるのでしょうが。
夕方タクシーで駅まで移動。 70Rs
汽車の出発まで4時間ほどあるので、リタイアリングルームのロビーで休む。
カルカッタの駅で座っていると、あっという間にこじきの子どもらに囲まれる。
街のこじきと違い質が悪い。勝手に人の腕をつかんだり、胸に触ってくるのだ。
それに駅にアンバサダー(インドの車)が入ってくるので排気ガスが充満し、
空気も悪い。さらに人がとても多い。等の不具合のために、移動したわけだ。
夕食は駅2階の食堂で 66Rs
菓子パン 11Rs
こじきに囲まれるせいで、口が悪くなった。どなるから喉もますます痛くなった。
何かしているときに、こじきにねだられると、
「こら、ちかづくんじゃねえ。おれのじゃましたら1ルピーだ。くそやろう。」
カルカッタで汽車はどこに並んでよいかわからない。
汽車本体がやってきて初めて自分の車両が判明する。
インド人は汽車が来ると、いっせいに移動する。
各人が駅員にいちいち聞いている。非常に効率が悪い。
やっとの思いで、自分の車両 2Tierにたどり着いて入ると、真っ暗。
最初はどうなることかと思ったがしばらくしたら電気が点いた。
予想していたとおり、席はすでに占拠されていた。
4人しか寝れないはずの場所に、老人2人と家族5人くらいが座っていた。
口が悪くなっていた矢先なので、「Do you have ticket?(てめえちけっと持ってんのか?)」
と聞くと、「No Problem」と返事。インド人から何度も「ノープロブレム」という返事は聞かされる。
よく考えると問題があるのはこっちだ。
無理矢理どかして、ベットにし(寝台車両は普段は普通の席としても使用できる。)寝てしまう。
おや?しかし汽車の発車の時になると老人2人だけになった。
2つのベットに2人の老人。なんだちゃんと切符持ってんじゃないの。
どうやら、家族5人はただの見送りだったようだ。
汽車が出ると、2人の老人はお弁当(カレー)をおいしそうに食べ出した。
なんだちゃんと言ってくれればいいのに。失礼しました。
妻いわく、寝台車の乗り心地はよいらしい。ひどくゆれるのだがそのゆれが大きくゆっくりなので、
熟睡できるらしい。20時30分に出発して、ガヤー到着は朝5時だ。
計 367Rs = 1274円
◆ 10月24日 ガヤー
ガヤーへや結局AM7時頃についた。
不案内なので、隣の老人にヒンディー語で「私たちはガヤーで降りるのです。
ついたら教えてもらえますか?」と言うと、彼らもガヤーへ行くとのこと。
間違えずに駅に降りることが出来た。
ガヤー駅からガヤーバス停まで馬車で30Rs
ガヤーバス停からブッダガヤーバス停までバスで4Rs×2
今後このバスには何度も乗るが、振動がひどい。椅子は鉄板なのでとてもつらい。
ブッダガヤーバス停からホテルスジャータまで馬車で20Rs
(馬車は、後から考えるとツーリスト相場の2倍は払っていた。)
ホテル代 1444.50Rs
昼食 ホテルで、ベジタブルプラオとベジタブルビリヤニ 他 120Rs
プラオの味が薄いので醤油をかける。おいしくなった。
夕食 ホテルで、いろいろなカレーを食べる。 200Rs
チップ 7Rs
計 1829.50Rs = 6348円
◆ 10月25日 ブッダガヤー
朝食 トーストセット、紅茶、プリバジ 150Rs
初めてプリバジと遭遇。とてもおいしいのであとで何度も食べる。
汽車のチケットを買いに行く。 20Rs × 2
サイクルリキシャ、バス、サイクルリキシャ これが結構疲れる。
ドルのキャッシュを持っていくのを忘れたので、ニューデリーに最初に行って、
ネパール大使館でビザを取得しようと考える。
(ネパールビザにはUSドルが必要。)
ニューデリーまでAC Sleeper というクラスで 2186Rs(2人分)
昼食 38Rs(チャパティ、カレー、ジュース)
昼飯時に日本人を発見。妻が交渉しドルキャッシュを1ドル140円で購入する。
これであわててニューデリーに行く必要はなくなった。
すぐにキャンセルしにまたガヤー駅まで行く。 計39Rs
バスには1時間も乗っていなくてはいけないのでとても疲れる。
キャンセルしバラナシ行きをとる。1554Rs戻ってくる。 (料金は572Rs)
夜食 350Rs (ビールをつける)
計 2693.50Rs = 9346円
この日カメラを落としてなくす。旅行開始してたったの8日でなくしてしまった。残念。
◆ 10月26日 ブッダガヤー 警察署
朝 バナナパンケーキ、ジュース、紅茶、Alu Pakora 44Rs (Ginza Restraunt)
朝食時にはわれわれが日本人ということで、BGMが日本人の音楽だ。
トシチャン(田原俊彦)が流れる。朝から気分が悪い。トシチャンが終わるとピンポンパンの
歌みたいのをかける。メニューを見ると、粉と水を混ぜて焼くものと、野菜にスパイスをまぜて
煮込むものは全部ある。パンケーキというのもじつはホットケーキだ。
偉そうにバナナパンケーキとかハニーパンケーキとかたくさんメニューには書いてあるが、小麦に砂糖混ぜて
水でとかして、焼いて、それにバナナとか蜂蜜をトッピングするだけなのだろう。
Pakoraはから揚げに雰囲気が似ている。とてもおいしい。この後しばしばビールのつまみにした。
野菜、肉等に小麦をからめて油で揚げてあるのだが、天ぷらのようにべちゃべちゃしていない。
から揚げのように固くて歯ごたえが良い。この歯ごたえのせいで、ボリューム感が出る。
チキン等もあるが、味、値段を考えるとジャガイモ、ほうれん草、ベジタブルなどのPakoraが絶対お得だ。
昼 ジュース 9Rs × 2
ベジタブルモモ、チーズパン(チベット風)、ベジタブルラーメン 30Rs
モモはベジタブルはむいていない感じそれほどうまくない。
ラーメンはスープがカレーニンニク味、重たいスープだ。それほどうまくない。麺もコシがない。
パンは固いが、おいしい。チーズもおいしい。
店内は薄暗く、あまり衛生的な雰囲気ではない。 (Dojee)
夜 (Ginza Restaurant)
ビール、エッグチョプシー、スープ、ほうれん草パコラ、肉モモ(マトン) 161Rs
計 1778Rs = 6170円
警察に行って紛失証明を発行してもらう。
橋を渡った向こう側の村、スジャータ村へ行く。子どもがうるさい。かわいいのだが。
川はあさくて、ひろくて牛と人間が気持ちよさそうにうんこしていたり、体を洗ったりしている。
「ハロー、にこっ(笑顔)、ルピー、ルピー、、、」という声がそこら中から聞こえる。
インドでなぜ外でテーブルを出して食事をする風景を見ないかちょっとわかる。
理由は簡単。埃がすごいから。昼は蝿、夜は蚊、うんか。
インドのレストランの特徴はみな暗い。ひたすら暗い。どこまでも暗い。昼でも朝でも、さわやかな
日光を入れるなんという気持ちはさらさらない感じ。それは高級、低級あまり大差なし。
太陽の下でガーデンレストランしたければ、屋台へ行けということ。
警察で紛失証明を作ってもらったわけですが、これも手間だらけ。
証明書を書くのに、警察にはタイプライターがないから、スリランカ寺の事務所へ行けとのこと。
事務所へ行くと、今度はその人に再度説明し、そのあとその人はタイプする人を呼んで、内容をメモらせる。
タイプの人が完成品を持ってくる、スペリング、書き間違いをチェック。そして再びタイプしなおし。
やっと完成。完成した証明書を再び警察に持っていく。
BODHA GAYA警察にて
警察署長 「ところで君、ここに私がサインするのだが、このサインはいくらかね?100かね200かね?」
遠慮しているようなまわりくどい言い方なのだが、金額ははっきりと主張している。
わたし 「?」
警察署長 「ここにサインするが、100かな?」
わたし 「わかりました。100Rs払います。ぜーんぜん問題ないですよ。」
100Rs払う。
警察署長 (証明書を手に取って)「これを持っていけば絶対にカメラの代金はもらえるよ。ハッピーかい。」
わたし 「もちろん。昨日まではアンハッピーでしたが今日はハッピーです。」
警察署長 「チャイ飲む?」
わたし 「もらいます。」
警察署長 「ところで、君のサラリーはいくらかね。」
わたし 「ざっとみて夫婦で月10万ルピーです。」
警察署長 「そうか、わたしは月7000Rsだ。」
わたし 「けれども、外で飲む紅茶の値段なんか全然違います。日本では1杯100Rsします。
10万ルピーのうち家賃で3万ルピーなくなります。夜、外食したら2人で1500Rsはかたいです。」
警察署長 「ペンを見せてもらえないか?」
ペンを渡す。警察署長はペンを取って書いている。ペンも取るのかと思ったが、そうではなかった。
警察署長 「君が日本に帰ったらペンを送ってくれないかな。」
わたし 「いいですよ。ペンは日本は安いんですよ。こんなのはたかだか10Rsです。
保険会社から金のGETに成功したら送ります。」
警察署長 「今日、食事に来ないか?」
わたし 「いいえ、遠慮しときます。」
警察署長 「じゃあ、明日の朝飯でもどう?」
わたし 「いいえ、遠慮しときます。」
警察署長 「…100Rsもとっちゃ、やっぱり君に悪影響を与えるかな?」
わたし 「?。いいえ、どうぞ受け取ってください。もらって当然ですよ。 No Problmです。」
警察署長 「いやいや、やっぱり返そう。」
わたし 「???」
よくわからないが、警察署長の住所を無理矢理手帳に書かせられ退室した。
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