初の個人旅行だった。 選んだのはタイとネパール。 基本的なところ、簡単そうなところを選んだつもりだった。 真っ黒い人がいっぱいいるなあ。 においがあるなあ。 というのが飛行機を降りて、外に出たときの第一印象。 苦労して電車に乗って、バンコクの中心まで行きました。 駅からすぐに中華街の宿に泊まろうと思って、中華街の方に歩きました。 真っ暗だし、あまり人影もないので怖かったです。 東京駅もそうですが、大きい駅のそばって実はあまり何もないんですよね。 ようやく宿につくと、一階には食堂があって、中華系の人たちが たくさん談笑していました。 宿の主人が誰だかぜんぜんわかりませんでした。 でも、ぼくが大きいバッグを持っているのをみつけると どこからともなく背の低い丸い太った男の人が、 「部屋はあるから、来い。」と言ってぼくを連れて行きました。 150バーツくらいだったかと思います。 言い値で一切値切らずに泊まりました。 部屋は清潔とは言いがたいですが、非常に風情があり、 風呂の鏡にはゴム(スキン)がくっついていたりしてました。 蛍光灯はときどき明滅をしておりました。 下の食堂のにおいがただよってきておりました。 扇風機はあまりききませんでした。 クーラーは壊れていました。 しかし、こういう旅行は癖になりそうだなあと思って眠りました。 翌日には、そこを出て、きれいな宿(500バーツほどの) に引っ越しましたが、最初の宿がやはり印象には残っています。 |
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