最近まで電撃王でリプレイがあってたやつです。 アレクラスト大陸の南に位置するロードス島のさらに南にある大陸、 クリスタニアがこの物語の舞台。 初心者から中級者向けのTRPGです。 神話の時代、光と闇、両陣営に分かれて行われた神々の戦いの中、どちらにも属さなかった中立の神々達がいた。 しかし、闇の陣営の放った神殺しの竜は中立の神々すら殺そうとした。 神々はアレクラストから遠く離れた大陸まで逃げ、神の身体を捨てて獣の身体に魂を移し、『神獣』となった。 この大陸は神々の住まう大地『クリスタニア』と名付けられた・・・ これが大まかなストーリーです。 ロードスやソードワールドと世界を共有してるだけに世界観は似てますが、 大きな違いはクリスタニアでは神がまだ肉体を持って存在している、ということです。 この世界の人々は4種類の部族に分けられます。 元々からクリスタニアに住んでいて、神獣に従っている「神獣の民」。 同じく、元からのクリスタニアの住人で神獣に従わず、神の復活を望み、肉体を持った神を信仰している「古の民」。 ロードスでの邪神戦争の際、漂流王アシュラムに率いられて妖魔達と共にクリスタニアにやって来た「暗黒の民」。 その100年程後にロードスからやって来、神獣フーズィーに導かれてクリスタニアにやって来た「新しき民」。 PCはまずこの中から部族を選ばなければいけません。 「神獣の民」はさらにどの神獣に従うかを決めなければなりません。 例)金色の獅子ディレーオン → 鬣(たてがみ)の部族 凶兆の大鴉アルケナ → 影の部族 また、「神獣の民」の中には神獣の眷族でもある亜人間も選べます。 例)虹色の蛇ルーミス → リザードマン 白頭の大鷲フォルティノ → バードマン エルフ、ドワーフ等の亜人間は「新しき民」と「古の民」のみです。 (もちろん、ダークエルフは「暗黒の民」) 部族を決めたら、次はクラスです。 クラスにはナイト、ウォーリア、レンジャー、スカウト、プリースト、シャーマン、ソーサラーがあります。 次にセカンドクラスとしてファイター、セージ、ハンター、ビーストマスターのなかから選びます。 セカンドクラスは必ずしも選ばなくてもよく、ビーストマスターは「神獣の民」しか選べません。 ここで「神獣の民」はセカンドクラスとして「ビーストマスター」を選択します。 ビーストマスターは自分の従う神獣からレベルに応じた様々な力を与えられます。 影から影にワープしたり、翼を生やして空を飛んだり、獣の姿となって戦ったりできるようになる訳です。 セカンドクラスを選んだ場合、レベルアップにかかる経験値が2倍になります。 注意ですが、神獣はそれぞれの司っている役目を持っており、「神獣の民」はそれに従います。 その点で納得できない、という人はGMを困らせるのではなく、ビーストマスターになるのを諦めることをお勧めします。 システム的にはロードスと変わりはありませんが、攻撃の仕方が変わっています。 攻撃は自分の攻撃スキル以内の値を出せば命中となりますが、 攻撃された側は防御ロールを行います。 防御側が自分の防御スキル以内の目を出せば防御成功となります。 クリティカル攻撃はクリティカル防御でしか防御できません。 つまり、より戦闘がリアルになった訳ですね。 使うダイスは6面と10面だけです。 もちろん集中力ロールもあります。 だいたいこんなとこかな?