説明の必要もない超有名なTRPG。 舞台はロードス、クリスタニアとも繋がりのあるアレクラスト大陸。 この世界フォーセリアで最も大きな大陸です。 この世界の世界観はロードスと同じですが、大陸だけあって、多くの国家が存在し、 地方により異なった生活を送る民族がいます。 また、謎の多い場所や未踏の地等も数多く存在しています。 偉人や歴史も設定されてますが、それら用意された世界でやるも、世界だけを拝借するも貴方の自由です。 中級者から上級者向けです。 システム的にも前の2作品と大きく異なっています。 使うダイスは6面ダイス2個です。 PCはまず種族を選びます。 人間、エルフ、ハーフエルフ、ドワーフ、グラスランナーです。 種族により決まった方法で能力値を決めます。 次に経験値を使って技能を上げます。 ソードワールドでは決まったクラスがなく、自由に選択できます。 技能にはファイター、プリースト、シーフ、シャーマン、ソーサラー、レンジャー、 バード、セージがあり、それぞれ1から10までのレベルがあります。 これらに冒険で得た経験値を振り分けて好きなようにレベルアップしていくわけです。 魔法剣士や魔盗賊、スペルマスターなんかにもなれます。 ただし、部族の風習からエルフはプリーストになれませんし、ドワーフはソーサラーとシャーマンになれません。 グラスランナーはバードの呪歌以外魔法を使えません。 判定は技能レベル+ボーナスに2D(6面ダイス2個)の目を足したものが 相手の対立する行動の判定にうわまれば成功です。 つまり、攻撃側はファイター、もしくはシーフレベルに器用度ボーナスと2Dの目を加え、 回避側はファイター、もしくはシーフレベルに敏捷度ボーナスと2Dで勝負します。 同点は回避側が有利。 魔法も魔力+2Dと魔法抵抗力+2Dの勝負となります。 攻撃や魔法で与えるダメージ、及び受けたダメージの鎧による軽減にはレーティング表を用います。 2Dを振り、レーティング表から対応する数値を出し、それにPCのダメージボーナス、 ダメージ減少を足した値が攻撃力、防御力となります。 ダメージ決定の際、武器や魔法にはクリティカル値が存在し、 2Dがその値をおわまわれば、 更に2Dを振り、そのダメージを追加できます。 クリティカルでダイスを振った時にまたクリティカル値をうわまわれば再度2Dを振れます。 全ての判定において、2Dで2(1ゾロ)を出せば絶対失敗です。 これはかなりカッコ悪い失敗という意味で、回避の時にこれを出してしまうとダメージ全額くらいます。 反対に12(6ゾロ)を出せば絶対成功で、英雄的華麗なる成功をしたことになります。 ソードワールドはその名の示す通り、剣と魔法の世界です。 特に魔法は種類が豊富で、戦闘に限らず様々な使い方ができ、とても応用がききます。 ここもソードワールドの魅力の一つです。 また、魔法は精神力の倍消費で効果範囲の拡大、ダメージの確実化、達成値の上昇などができます。 精神力消費 1倍 2倍 3倍 効果範囲(個人) 1人 2人 3人 (面積) 半径3m 4.2m 5.2m 達成値の上昇 魔力+2D 魔力+1+2D 魔力+2+2D といった感じです。 ダメージの確実化は、2倍なら2回、3倍なら3回2Dを振り、 気に入った目を1つ選べる訳です。 大体こんな感じです。 自由度も結構多く、とてもヤリでのあるゲームです。 僕が一番多くやったTRPGです。