古代地球


・アイレムIrem
 イレムとも言われる千柱の都市。
 古代アラビアの謎の四種族の一つ、アドの最後の暴君シェダが築いたとされる。
 ハドラマント説、アラビアのペトラ説等、所在については明らかにはなっていない。
 「無名都市」と混同される。


・アトランティスAtlantis
 大西洋にあったとされる伝説の大陸。
 超古代には高度な文明を築いたとされているが、現在では大西洋の海中に没しているらしい。


・イエーYhe
 高名な魔術師が住んでいたという島。
 現在では太平洋に没しており、所在は明らかではない。


・ヴァルーシアValusia
 涜神の都、影の王国といわれる。
 ムーやアトランティスが小島の頃から栄華を誇っていた。
 ヘビ人間達の都である。


・ヴーアミタドレス山Voormithadreth
 ハイパーボレア西部にあるエイグロフ山脈の最高峰。
 その地底にはツァトゥグァの住処があり、山中にはヴーアミ族が跋扈している。


・ウズルダロウムUzuldaroum
 ハイパーボレアにあった都市の名前。
 コモリオム崩壊後に首都として遷都された。


・エイグロフ山脈Eiglophian Mountains
 ハイパーボレア西部、コモリオムの都の近郊にそびえる峻険な山脈。


・カディフォネクKadiphonek
 ロマール国にあるという高峰。


・クナアK’naa
 ムー大陸の聖地。
 中央にはガタノソアを祀る神殿を擁する、ヤディス=ゴー山がそびえる。


・コモリオムCommoriom
 ハイパーボレアの首都、「大理石と御影石の王冠」と称される。
 クニガティン・ザウムの呪いによって荒廃した。


・サルキスSarkia
 ロマール国にあるという、大理石都市オラトーエを擁する高原地帯。


・ダイコスDaikos
 ロマール国サルキス高原にある城塞都市。


・トゥーランThulan
 ハイパーボレアの北端にある都市。


・ノトンNoton
 ロマール国にあるという高峰。


・ハイパーボレアHyperborea
 氷河期以前に存在したと伝えられる古代の北方大陸。
 北部にはムー・トゥーラン半島、南部にはツチョ・ヴァルパミノ湖沼地帯がある。
 大寒波によって滅亡したと伝えられている。


・ムーMu
 5万年以上前に、太平洋に存在したと伝えられている古代の大陸。
 インド洋にレムリアと呼ばれる失われた大陸の存在説が囁かれ、
 その所在は太平洋であるという説が浮上し、そこからムー大陸説が発生した。
 レムリアの由来はレムール(キツネザル)の分布調査から来ている。
 ムー大陸の聖地クナアのヤディス=ゴー山にはガタノソアが生息しており、
 イホウンデー、ヴォルバドス、シュブ=ニグラス、イグ等を礼拝していた者達に忌避されていたようだ。
 ムーの人類はロイガー族によって創られたとする説もある。


・ムー・トゥーランMhu Thulan
 現在のグリーンランド付近にあったとされる、ハイパーボレア大陸の北端の半島。


・ヤディス=ゴーYaddith−Gho
 ムー大陸の聖地、クナアの中心にあるとされる聖なる山。
 山頂にはユゴス星の生物が築いたとされる巨石で作られた要塞があり、地下にはガタノソアが潜むという。


・ロマールLomar
 古代北極にあったとされる強大な王国。
 十万年にわたって栄華を極めたが、イヌート族の侵攻や大寒波によって滅亡した。