今日は午後からバイト。Z先生から呼ばれているので、まず先生の研究室に向かう。
「何か御用でしょうか?」
「ええ、実は私は今週末に九州で開かれるシンポジウムに出席、講演するので、原稿をチェックしてもらえませんか?」
「はい、お安い御用です。」
と思ったが、「てにをは」などの言葉遣いの間違いならともかく、内容に関係してくるところのチェックはかなり高度な知識が要求されるため極めて困難。しかもZ先生の言いたい事を考慮して文字に反映しなければならないので、研究室の蔵書を参考にしつつ先生と細かく話し合いながらチェック終了。このチェックで得られるものは多かったが、終わった頃は4時近く本来の仕事のはずのコピー取りはろくに出来なかった。