MONA LISA | |||||||||||
OVERDRIVE . . . |
主人公の1人、久美が、父親から渡された黒い装置。 マースネオテク社のバイオチップが詰まった、小さなAI。 握りしめると現れる"ゴースト"。 基本的に道案内などをしてくれる疑似人格。解像度を上げると、そこにいる様に見えるが、バッテリーを喰うからと半分位。透けてるから"ゴースト"。 初めに読んだ時には気が付かなかったが、これこそ、Palm、Visorの未来だ!!? 等身大の3Dの人格は、とりあえずいいとして、スクリーンがホログラムのように出てくるとカッコいいなぁ。それが難しいか(笑)。 握るとどう、っていうアクションはいいと思う。握るとパワーオン、なんてカッコいいね。 具体的にどうなるんだろう。ただのタッチセンサーだけだと勝手に電源入りそうでダメだろうし、温度センサー?圧力感知? 誰か考えて(笑)。 小型AIってことで、小説の中でも当然、そうとう値がはるようですが。 でもやはり、小さくて、一台でなんでも出来たら凄いですね。人格があるって言うのも、話し相手がいていいかも。 >>> 新三部作の"あいどる"にも、実はPDAみたいなものが出てくる。日本人の正彦が持つ、WALLED CITYの様子を表すスクリーン。これはネットワーク端末ですね。こうなるべきでしょ。<<< というわけで(笑)、Palm、Visorの未来まで楽しめるすばらしい傑作なのです。 それだけではなんなので。 カウントゼロで登場したアンジー。ファンとしては、アンジーが主役なのはこの上なく嬉しい。名実ともに"サイバークイーン"なので、当たり前ですけどね。 待ってましたのモリーが再登場。やっぱりカッコいいですね。友達にはなってくれそうに無いけど、知り合いぐらいにはなりたい感じ(?)。頼れる感じ。 フィンもまたもや出てくるし、たまりませんね。 新キャラのモナ(タイトルは彼女の名前から?)、なんか素直な感じがいいです。人間らしい。結構好きかも。 まぁ、さすがの第三作、スプロールシリーズ完結編という訳です。 もう、読み終る頃にはシリーズの虜になってる、はず! | |
![]() Visorと並べたらこんな感じだろうか。 Maas-Neotekの小型AI。 |
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