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![]() 「すみません!」次の一瞬、私は中に入って係の女性に声を掛けた。「ポスターの中尊寺を見学してみたいが、夕方までに仙台へ戻りたい希望もある。簡単に一寸寄れるものだろうか?」という主旨のことを訊ねた。係の女性はパンフレットを取り出し、盛岡から一関へ南下し、一関から少し戻った辺りに平泉がある旨を示した。「なるほど!」と得心し、どうやって行くのかと畳み掛けると、新幹線で一関へ向かい、バスに乗ると簡単にいけることや、列車とバスの時刻まで丁寧に説明してくれた。なかなか感じの良い案内所である。 |
![]() 窓口へ駆け、早速そのように手配し、ホームへ出た。この盛岡駅の場合、新幹線なら“ホームへ上がる”位の表現がシックリするかもしれない… |
![]() 北海道では新しい技術でカーブ区間での減速をセーブして高速運転をする汽動車が新型として持て囃されているが、本州ではそれぞれの需要に合わせた新型電車がどんどん投入されている様子だ。青森・盛岡にも新型が走っていたのを思い出した… この型もそうしたものの一つであろう。全面的に二階建てとなっていて、座席数も多く、乗車口周辺で見る分にはゴツイ感じだが、先頭は動物図鑑で見かけるカモノハシの顔のような不思議な型をしている… |
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