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![]() 北へ向かっていることになるが、これは帰途ではない…仙台へ向かう途中、盛岡で忘れてしまった荷物を受け取りに来たのだった… 盛岡駅に到着し、駅員に忘れ物を受け取りに来た旨を告げると、「改札を抜けた向こうの硝子で覆われた“案内所”」に足を運ぶように言われた。岩手県の“観光案内所”と、JR東日本盛岡駅の“鉄道案内所”が硝子の向こうに並んで入っている。観光の方は3名程の女性スタッフが、鉄道の方は3名程の駅員が居た。 鉄道の方で忘れ物の旨を告げると、内線らしき電話のやり取りがあって、見覚えのある鞄が案内所のカウンターにやって来た…「悪かったね…もう離さないよ!」という感じで荷物と対面である… |
![]() 岩手県が生んだ文学者としては、他に宮沢賢治を思い出す…思い出したのは、宮沢賢治は稚内に足跡を残しているからだ…彼は教員をしていて、教え子の就職関係で挨拶に行くということで樺太を訪ねている。有名な『銀河鉄道の夜』はその旅の時に構想したという説がある。 思わぬ事態の結果として寄った盛岡だったが、北海道と存外縁があったなどと喜んでいた… |
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