Sendai仙台を拓いた伊達政宗の兜…
中尊寺の山へ入る…1200年にも及ぶ歴史を誇る中尊寺は、小高い山の中腹に伽藍が点在するような造りであった。国道の脇にある、観光バスなどが盛んに出入していた辺りから、案内表示に従って山道のようなところを上がるようになっている。
どの位の年月を経たものかは判らないが、辺りは深い森のようになっている…

中尊寺で見られた光景…深い森の間に開けた参道を進んでいくと、所々に中尊寺の施設が散見した。
創建以来、この地で隆盛を誇った奥州藤原氏の保護を得て、今日国宝に数えられる、平安仏教美術の粋を遺して伝える中尊寺であるが、そんな時代から1000年以上の永きに亘って信仰を集めている名刹である。建立年代は不明だが、古びた小さな門の向こうにも尚、森に囲まれた通路がが続き、木々の合い間から光が差し込んでいた。時間を超越した霊力に護られた土地へ足を踏み入れるような、何処となく厳かな気分で山道をゆっくりと進んだ。

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