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ポテト・チップス 3
「可愛い女の子が狂ったように、歌う」といっても音程が
狂っているわけではありません。曲そのものが変なのです。
おかしいのです。こんな歌を大真面目に歌っていた私達は、
芸能界しか知らない常識知らずのティーンエイジャーでした。
まったく別の世界で生活している現在、何もかもが良い思い出
になっています。とりあえず趣味のホームページの
かっこうのネタにはなってます、ハイ。
この当時はメイクが怖〜い
口紅もダークレッド、
マニキュアは真っ黒とか
真っ黄っ黄ーとか
今でこそ珍しくもないですが、
当時は、『純情可憐』な女の子は
つけなかった色でした。
かといって私は純情可憐を目指したことは
一度もなかったですけどね。
常に不良っぽさを目指すのは
実は純な人間の常なり、な〜んちゃって。
因みに3人のニックネームは
マミー(あかねまみ=私)
ドンコ(千まどか)
ミィちゃん(郷三ちる=きょう・みちる)
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レコードデビューしたものの、
レコードが売れなければ
お決まりの『キャバレー廻り』という仕事が
待ち受けているのが当時の芸能界でした。
行きましたよ、日本全国津々浦々
ただし、親元に住み、
経済的に自立しているわけでもなく
家事一般は母親任せ、
ギャラは単なる自分のお小遣い
良くも悪くもハングリー精神に欠けていた私達は
悲壮感も惨めさもなく、
ルンルンと旅していたのでした。
売れてなくてもとりあえず若い女の子だから
チヤホヤされて、
キャバレーのステージは夜だから
昼間はフリータイムだし・・・
でもねぇ、メンバーの1人は
まだ16歳だったのですが、
キャバレーに出て良かったのかなぁ・・・と
後になって疑問を持ちました。
↑これは
1972年7月27〜31日の5日間、日劇で開催された
「阿波踊り大会」に出演したときのプログラムに
載っているもの。当初、芸名は「茜まみ」だったが、
前出のマリー・オリギンさんのアドヴァイスにより
全部ひらがなで「あかねまみ」となった。
私達の楽屋は、「ウエスタン・カーニバル」のときには
誰の楽屋だったのか・・・もしかして
タイガース!? きゃ〜
1972年8月11,12日 小倉「新世紀」
1972年5月26日 草加「バロン」
1972年5月1,2日 
日立「十字屋」(スーパーマーケット)

BGMは、
この当時のレパートリー曲
ヴィーナス