120丁目です。ここから左、南側に大学があります。この写真も教会ですが、リバーサイド教会が上の方だけ少し覗いて見えます。リバーサイド教会は、ロックフェラーがスポンサーになって、建てられたそうですが、この茶色の教会もそうかどうか知りません。どういう訳か、この付近は教会だらけです。

(話の続き)

キリストの誕生日、クリスマスを祝日として休むアメリカですが、キリスト教を国の宗教とはしていません。

イギリスはアングリカンチャーチが物語るように、キリスト教が国の宗教です。

アメリカは信教の自由を求めて、当時のカトリックを嫌って、移民してきた人々の思想が、国造りの原点ですから、この原点を忠実に法律的にも、守っているわけです。

どんな宗教を奉じようが、個人の自由で、国が、法律が関るべきでない。

裏を返せば、神の教えに背いた人を裁くのに、自分の神様の教えを基準にしてはならない、あくまでも、信教の自由を守ってくれる、法律が優先されなければならないという事になります。

見知らぬ他人が私有地に侵入してきた場合、相手が静止命令の言う事を聞かなければ、自衛手段として、射殺してもいいという法律が優先されたわけです。

これもまた極端な事例でした。

(次の写真に続きます)