〜日記のページ〜
10月16日(金)
- 夕方まで出張先でお仕事。予定だと15時半でフリーになるはずだったのに1
7時過ぎまでかかっちまった(泣)
- 維新派「王国」@南港ふれあい港館広場特設会場
- 去年に次いで2度目の維新派観劇。
今日はあいにくの雨、その上予定より遅くなっちゃって着くなり入場して座席
確保って事になりました。今回は整理番号なしのせいか受付でもぎってもらった
あとに屋台のアーケードがありました。これを楽しみに来たのにぃ。
今年の維新派会場は2階席の後ろ半分だけ雨よけがありました。今日は台風の
影響か雨が降っていたのでお客さんはこの席に集まっていました。会場では雨が
っぱを200円で売っていましたから天候不良の日に観に行くなら濡れても良い
格好で行ってかっぱを着て観るのが良さそう。2階席だとやっぱり舞台の見え方
がちょっと違うから。まぁ、俯瞰できるというのは利点でもありますけど。
出張ついでで今回はスーツの替えもなかった私はなんとか雨よけのある席を確
保したのですが開演間際になってしまって屋台に買い出しに行けなかった(泣)
芝居の方は、最初、おびただしい数の木材に役者が続々登ってきてなんだか大
勢の役者が空間に浮いているみたいなシーンから始まります。
近未来の大阪をモチーフにしたというこの作品、舞台奥には巨大な円盤の上に
大都市大阪のビル群が置かれている一方、手前には裏町の飲屋街が出てきたり、
魚のオブジェで水との関わりを感じさせたりして素肌感覚の大阪が置かれている
ようでした。
主人公タケルや彼を取り巻く少年達が水に導かれるようにどこかへ向かって行
き、下水管のなかで砂金を見つけた末に果てていくようでありながら、最後に彼
らは天空から砂金を撒いて生き返ったようでした。
観劇後ホテルに戻ってテレビを見ていたら「松本雄吉的大阪図鑑」という維新
派の特番(?)をやっていて、それによると、輪廻転生の物語なのだそうです。私
にとってはこの番組のおかげで理解が深まったのでナイスタイミングでした。
今回は舞台奥のビル群のセットが廻るようになっていて役者が乗って動き回れ
ないようだったせいか、人の動きのおもしろさは前作の方が勝っていたように感
じました。でも、(2階席だったこともあり)背景に見える実際の大阪のイルミ
ネーションとの融合とかはすばらしかった。この場の雰囲気だけでも来た甲斐が
あったと思えますね。
10月15日(木)
- 大阪へ出張。いつもより1時間ほど早起きで眠いぃぃ。今回仕事はわりと楽な
のでいいんだけどね。
10月14日(水)
10月13日(火)
- いつもどおりのOLの1日。
今さらだけど今日初めて東京ガスお風呂診断士のCMをみまちた〜(笑)水
下さんが出てるのってホントに一瞬なのね…。「殴る女」ってドラマには吹越満
さんと山西惇さんが出ていてちょっとうれしい。
10月12日(月)
10月11日(日)
- 遊園地再生事業団「14歳の国」@青山円形劇場
- 久々に円形劇場に行ったらロビーの椅子が変わっていたりしてましたねぇ。今
日はナイロンご一行様観劇日だったみたいで(笑)いろんな方々が観に来ていて
ロビーがすっごく豪華でしたぁ〜(はぁと)
芝居の方は、中学3年生を担当する5人の教師が、体育で生徒が居なくなった
教室で無断の持ち物チェックをしている。言葉を交わすとなんだかすぐに話が脱
線し、それぞれが自分の思いこみで話題を歪曲し、決まって誰かが「時間がない
んですから」「議論は後にしましょう」と言って、また持ち物チェックに戻る。
そしてまた脱線し…といった繰り返し。最後の最後に机の下に隠したナイフが出
てきて、ふざけているうちに教師同士で刺し殺してしまう…。
なんだか最初から観ていて「やってることが子供っぽいなぁ」と思っていたけ
ど、これって教師という配役でありながら今時の子供のありようを板の上に乗せ
た物だったんですね。結局大人にしろ子供にしろ「時間がないんですから」「そ
れはもぅいいですから」「議論は後にしましょう」と言って大切なことを後回し
にして何も解決せずにいってしまうのがネガティブな意味で現代的なのかも知れ
ません。この言葉は芝居全編にしょっちゅう出てきて不快にさせられます。それ
が「悪の演劇」というフェスティバルテーマにつながるのかも知れませんね。
10月10日(祝)
- シベリア寒気団「観光ジェンカ」@三百人劇場
- 三百人劇場で既に14回目(そんなにやっているとは知りませんでした)とな
る「地域劇団東京演劇祭」の今年のトリをつとめる福井の劇団を観に行きました
。友達が福井で劇団を主宰していて勧められたからということもあります。
この公演は福井の劇団アトリエ、ウイングフィールドとこの公演だったので会
場の広さがそれぞれ違うことに無理があるのと、上手い役者とそうでない人との
差もあって、少なくとも三百人劇場でやるのは辛いかなぁと言うのが正直な感想
です。笑うところで笑わせておかないから静かなシーンが必要以上にシリアスな
感じになってしまって、その次のシーンで盛り上げきれなくなって…という繰り
返しでした。観たのが東京初日だったので広い小屋でお客さんを掴むところがで
きてなくて、ダメだしされてるのかも知れないですけどね。
あとは何故今このストーリーの中にジェンカなのか??ジェンカ踊ってる姿が
全然楽しそうじゃなくて活きていなかったです。
役者さんではみっちゃん役の山口ようこさんが上手かった。一人で舞台に残さ
れても空気をゆるめずにちゃんと場を掴める感じでした。
東京にいると上手いところをいっぱい観ちゃうし、劇団の数も多いから感想が
厳しいかも知れないけれど、やはりお金を出して1時間半〜2時間そこにいるだ
けの物を期待します。
それから、この公演を観に来ていた
していました。私の3つ隣の席で。めっちゃうるさかったの。広いホールの逆
サイドのお客さんまで睨むくらいだったんだから非常識すぎ。私歩いていってビ
ンタでもして起こそうかとおもったす。そんな風なら楽屋で寝てろっっっ(爆)