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くまもとアートポリスめぐり・4

 

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本館外観

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研修室部分

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研修室へのスロープ

■あしきた青少年の家 (エレーニ・ジガンテス+エリア・ゼンゲリス/鈴木了二) 芦北町

天草を望むダイナミックな海。それを望む岬。あたかも空は目一杯の快晴。そんな磁場のなかにこの建物はあり、その風景に決して負けまいとする強い意思が感じられる。「デコン」的な意匠の鈴木了二氏の作品だが、ここではコンクリートの直方体のマッスをcarve outするような方法で形がつくられていて、あまりクセは強くない。海に対峙する研修室のある棟の列柱の意匠はある意味古典主義だと設計者は言っているが、判りやすい造形ではあって、そこから登る檜の階段・広場も広々としており、ここに研修にくる生徒たちにとっては随分楽しい施設だと思う。北側にジガンテス+ゼンゲリス設計の宿泊棟などがあり、こちらは不定形なガルバリウムフッ素樹脂鋼板の屋根が載るなどし、これと直方体の本館部分の接続部分などはより自由に作られている。これだけの規模のある施設の設計はやりがいもあろうと思う。

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宿泊棟との接続部分

 

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湯の香橋

■湯の香橋 (岸 和郎) 芦北町湯浦

見学を予定していたわけではないのだけれど、道路脇に偶然発見したので車をとめて見た。
以前あった木造の太鼓橋の老朽化による架け替えの事業だそうである。
率直に言って、あまり魅力がない。竣工時の写真は随分綺麗なのだが、何年かたってそれなりに汚れてしまった今では、他の橋とさほど差異を感じ取れない。岸さんの作品はグレーチングをインテリアで使ったり繊細なスティールワークがものを言ったりという雰囲気なので、こうした土木事業的性格の中ではその繊細さがあまり良さとして現れなかったのだろうか。ここでも橋の両脇にグレーチングを敷いているが、べつにものめずらしくも感じられない。

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最終更新日00/11/09