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くまもとアートポリスめぐり・5

 

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蔵之元港

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牛深ハイヤ大橋

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橋のジョイント部分

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フラップ取り付き部分

■牛深ハイヤ大橋 (R.Piano+P.Rice+岡部憲明+マエダ) 牛深市

牛深が今回の一応の目的地である。一旦鹿児島県の出水市を経由し、蔵之元港(風光明媚なところだった)からのフェリーで牛深に向かう。フェリーで向かう先に、一本のラインが微妙なカーブを描きながらすっと走って輝いている、それがハイヤ大橋だった。
実に美しい橋である。レインボーブリッジだか、明石海峡大橋だかのようにその構造表現が突出することを避け、敢えて単純な単純桁梁を採用している。その構造はOve Arup & Partnersの故・ピーター・ライスというわけだ。それだけでも何ともカッコイイけれど、また細部もいろいろと検討されていて、例えば車道面は歩道面より高くして車からの眺望も確保されており、歩道端には特徴的な風除板が連続する。3次元FRCで作られた風除板やその取り付け金物はその曲面の具合がいかにもピアノという感じだ。「関空」的なわけでもあるし、ポンピドゥー・センターあたりからの「鋳物金物」の感覚を引き継いでいるものであろう。

…プロの写真を拝借。

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PHOTO:石丸捷一

 

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フェリーから海彩館を望む

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海彩館内部生簀。

■牛深海彩館 (内藤 廣) 牛深市

ハイヤ大橋直下に位置する。フェリー港のすぐ脇である。ここまで海に近いという条件(塩害・耐候対策)から、基本をPCによる構造とし、屋根はもう少しスパンを飛ばす意図から、溶融亜鉛めっきアクリルウレタン塗装鉄骨ベースのトラスが選択された。
この建物ではその構造材料選択からくる表情の決定要素が大きくて、あまり内藤さんの良さが出ていないのではないかと感じた。屋根も当初は集成材による架構が検討されていたが、接合部設計の問題から大部分が鉄骨になってしまったらしい。

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最終更新日00/11/09