うひょさん、投稿どうもありがとうございました(_ _)。
まず、うひょさんの紹介を、私、店長のHiroがさせていただきます。

「うひょ」さんは、弥舞さんのHP「Poison Arts」上での、チャットで私がよくお世話になってる方です。 マルティメディアの造詣が深く、よく知識不足の私も、お世話になってたりします。
HR/HMの話でも、ホストの弥舞さんや私達と、よくチャット上で盛り上がっております(笑)。
また、結構「濃ゆい方」でもあり(笑)、その話題の濃ゆさで薄い方を洗脳しております(笑)。
「濃ゆい組」というグループの組長でもあり、詳しくはうひょさん御自身のHP「濃ゆい組」もしくは、矢部 ワタル(麒麟伝説)さんのHP「東京幻想詐欺師団」 で書かれていますので、興味のある方(^^;)はそちらをご覧になってみれば、この組がどんな集団なのかが解ります(笑)。
では、うひょさんのレヴューを行ってみましょう!


Symphony X

「The Divine Wings of Tragedy」

これはここ最近聴いた(比較的)若手バンドでは最高のデキ!
最近異様に増えてる「HR/HM的様式美」と「プログレ」が融合した感じのバンドなのですが、そのメロディーセンスと演奏力は、他のバンドより頭ひとつ分は抜けてます!
かの「BURRN!」誌のランキングでも、殆どの分野でランク入りしています。
まあ、順位はそれほど高くはないんですが(^^;

編成がVo、G、B、Drumsの他にKeyがいるため、サウンドの厚みがスゴイ!まあ、ギターの音などはいわゆる「今っぽい」、イコライジングしたザクザクした音なんですが、好きな人ならたまらないでしょう!
Playの面では、Michael Romeoのギターが光ってます。
基本的にクラシカルでアグレッシブ、当然テクもかなりのものです。
チューニングはおそらく全弦一音下げで、六弦のみさらに一音下げ・・・ここまでくるとマニアックになってしまいますが(^^;まあ低音重視のチューニングっぽいので、かなりヘヴィです。

しかし、そこでただのギター・バンドになってしまわないのが、このバンドのイイ所!
一曲目の「Of Sins and Shadows」では、RomeoとMichael PinnellaのG&Keyのソロバトルが聴けるのですが、これがまたスゴイ!
両者共に速いフレーズの応酬、そして最後のハモり!
なんとなく聴いててDeep Purpleを彷彿とさせるような感じです。
俺があまりこういう感じのバンド聴いてないだけかもしれませんが(^^;

他にも、Russell Allenの存在感のあるヴォーカルも特筆すべき点でしょう。
いわゆる「ハイトーン」ではなく、中低域にハリのある声で、それでいながらよく抜ける!
このテの声が好きだったら、まさに一発で病みつきになってしまうでしょう!
それと、ヴォーカルを支えるコーラスも秀逸!
Blind Guardianの「Imaginations from the Otherside」のコーラスまではいきませんが、かなり高いレベルで聴かせてくれます。


音楽性は前述した通り、様式美バリバリのクラシカルな雰囲気に、Keyの存在によりややプログレっぽさが味付けされています。
とにかく、全編に渡ってドラマティックな展開が繰り広げられる様は、まさに圧巻!
HR/HM FANならば、必聴の一枚でしょう!(気に入らなかったらごめんなさい(^^;)

ただ、残念なのは発売されているのが日本だけ、ということです。
ライナーに書かれていることなので、現在は状況が変わっているかもしれませんが。

とにかく、これから期待できるバンドです!
名前を覚えておいて、きっと損はないでしょう。
Symphony X、超萌え(爆)




店長のコメント


個人的には、「Deep Purpleを彷彿とさせるスタイル&様式美バリバリのクラシカルな雰囲気…」という所が、私の気になる所ですね(笑)。 編成的にも、Deep Purpleと全く同じパートと人数での編成ですので、編成やパート構成的にそう感じる所もあるのでしょうね。
ソロバトルの点と言い、ハモリの部分と言い……いかにもDeep Purpleっぽそうです。
更に、ハモリは「ソリ」の部分だとしたら、まさにこれはDeep Purpleの影響なのかも知れませんね(笑)。
是非、聴いてみたい一品です。

また、Keyの存在がプログレっぽい味付けを加えてるとしたら、Dream Theaterを彷彿とさせる所もありそうです。
邦盤Onlyという事なので、今現在国外にいる身としては、実際に聴けないのが非常に残念です。
これは帰ったら買うしかないんでしょうね(笑)。

うひょさんのレヴューでは、チューニングに関してのコメントも寄せられている所が、興味深い点です。
全一音下げ(しかも、6弦は更にもう一音下げられてるので、6弦から「C、G、C、F、A、D」のチューニングと思われる)のチューニングで、しかもザクザクとした音という辺りは、スラッシャー辺りがおいしがりそうなサウンドです(笑)。
#その後、うひょさんからメールを頂き、チューニングは「D♭、A♭、D♭、G♭、B♭、E♭」との事でしたから、
#表記が違っているだけで合ってる事が判明。
重い音が好きという方辺りには、いかにも受けそうな雰囲気のバンドです。
私も、萌える事が出来そうです(笑)。


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