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 ある人には、ゴミ同然のモノでも、ある人にとっては宝物、というコトもあるというコト。 
 以前「古畑任三郎」で骨董品屋の主人が殺人を犯す事件があった。 
 ある有名な陶芸家をツボで殴り殺すのだが、そのツボというのが本物と、骨董品屋の主人を騙すために、陶芸家が作ったニセモノが存在した。 
 激昂した骨董品屋の主人は、一度ニセモノのツボを掴み、振り上げるのだが、思いとどまって本物のツボに持ちかえて陶芸家の頭を殴り、ツボは割れてしまった。 
 事件は古畑によって解決されてしまうが、唯一、古畑にもわからなかったのが、何故、ワザワザ本物のツボを使ったのかというコトだった(骨董品屋の主人たる者が、本物とニセモノをまちがうコトはありえないと古畑は判断した)。 
 そのことを問うと、主人は「あのニセモノのツボは、殺した陶芸家が自分を騙すため、自分のために作ったツボだ。モノの価値とはそういうコトです。」というようなコトを言った。 
 ああ、なるほどとMD!は感動してしまった。


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