1ヶ月滞在した時にはウーバンという町の、会社で契約しているアパートにいた。
どちらの町からも40分程でボストンの町へ行ける。車でボストンまで行くよりは、途中の地下鉄や電車の駅まで車で行き、そこの駐車場に車を置いて、地下鉄、電車でボストンへ行く方が便利だろう。最近のアメリカの大都市では、このようなパーク・アンド・ライドという方式が流行っている。都市まで車で入っていくと、ラッシュになるし、駐車場を探すのが大変だからだろう。
さすがに歴史のあるボストン市内は見るところが沢山ある。有名なボストン・ティー・パーティの船も簡単に見つかる。その真ん前のキッズ博物館、コンピュータ博物館、橋をボストンの町へ戻って直ぐの、アメリカテレビ番組で有名になったチアーズのバー、町の真ん中にある公園やその脇の高級ショッピング街、チャイナタウン、ピアの脇にある道路沿いのモール、ケンブリッジのハーバード大学、MITなどである。ボストンは小さな町であるが見て回る所は幾つもある。しかし小さい町なので、観光には何日も要らない。
ボストンを中心としたニューイングランド地方は見る所、行く所が沢山あり、ボストンの町よりもっと面白い。メイン州のロブスター(全米のロブスターの90%はここから来ている)、ボストンで食べる高いロブスターより安く美味しいロブスターが道路脇の小さな田舎レストランで簡単に食べられる。
メイン州に入って直ぐのキッタレー・モール、巨大なアウトレット・モールで、1日かけて回るくらい広い。モールの真ん中にモーテルもある。ニューハンプシャー州の山道は綺麗なところである。マサチューセッツ州の海岸沿いの町々、ケープゴット、プロビンスタウン、テレビのコマーシャルに出てきそうなニューイングランドの町々である。ここらで1泊するのも良い。ローズアイランド州、ニューポート、高級な避暑地でヨットのアメリカンカップで有名な町、またここで始まったニューポート・ジャズ・フェスティバルがジャズ・フェスティバルの発祥であった。高級ショップも沢山ある。アメリカの初めの移民がヨーロッパから乗ってきた、メイフラワー号を再現した博物館、昔の入植地をそのまま再現した博物館(再現場所?)も是非訪れるべき場所だろう。