近況&雑文 9月21日(木)

『安堵感』、それに尽きるでしょう →日本五輪サッカー決勝トーナメント進出! ブラジル戦では、びびらずプレー出来たこと、そしてペースを掴んだ時間もかなりあり、日本の若者は頼もしい限り。稲本&明神の活躍、酒井+3バックの必死の踏ん張り守備には感動。 そして、スロバキアに勝てない南アフリカ。本当にグループを掻き回してくれたなあ、という感じで、「サッカーらしい」波乱万丈の展開を満喫。 でも、緒戦・二戦目を連勝しての予選通過の価値は実に大きい。2勝1敗で予選通過できなかった前回の日本や今回の韓国とは、一見の星勘定では同じに見えてもその意味は全く別物。

でも、日本とブラジルの個人の技術の差は本当に大きい。「大体そのあたり」「何となくあちらへ」「できるだけ近くに」というパスやトラップの日本に対し、(特に前半冒頭の)ブラジルは「そこ」「あそこ」「mi右60度前に1m」と言った感じに正確にボールをコントロール。そして、スピードの早さ。パス回し、カウンター、ドリブルなど、個人レベルの差は依然大きい感じ。アレックスやエドゥーなどは本当に速くて上手い(→「強い」とは言っていない)。 やはり、チーム力あっての日本代表か…… うん、五輪はそれでOKとしよう。

昨日の試合では中田ヒデの存在の大きさを痛感。セリエAで個人の実力をベースに活躍できる選手は、現在の日本チームでは彼くらいではないか? 稲本がそれに近いところにいると感じるし、(湯浅さん風に言えば)中村や三浦は完全に覚醒すれば、そのポテンシャルは十分あると思うのだが、、、この五輪でどこまで伸びるか、という感じ。それが2002年への準備になるのだ。

ブラジル戦を終えてちょっと安堵・脱力モードのようだけど、アメリカ戦は実はすごく厳しいと思う。ヒデと森岡が帰ってくるとは言え、再び集中力を高めないと足下をすくわれる危険あり。 そのためにも合言葉は一つ:「決勝でブラジルを倒す!」

P.S. ブラジル戦、ホテルで生観戦できて本当によかった(笑)。


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