近況&雑文 10月6日(金)今さら五輪総括。 何だかんだ言いながら、結局盛り上がってしまう五輪、恐るべし。NYで開会式を見た頃は、アメリカ人は全然無関心状態だったため「そんなものかなあ」と思っていたら、帰国してびっくり。猫も杓子も「五輪」「五輪」「五輪」。気が着けば自分も影響されていた(笑)。定番の陸上などはさておき、4年に一度しか関心を払わないようなスポーツも盛り沢山。テコンドーとか、レスリングとか、ハンマー投げとか。柔道とかビーチバレーとかも、まあ頻繁に見ることもないけれど、やっぱり真剣勝負になると思わず手に汗握ってしまう(←素直)。 4年以上の努力の結果が一瞬の内についてしまうのだから、選手の心境は察して余りあるべし。過緊張している者、すごく「良い」緊張している者、集中力に欠ける者など、試合前から表情に違いがありあり。 まあ、楽しむだけの傍観者としては、どういう結果になっても「それがスポーツ」の一言で片付けてしまうのだが(←無責任)。 柔道の田村とかマラソンの高橋とか、思いきり金メダルを期待されている中、見事にそれに応えてしまう実力には感服。ソフトボールの予選アメリカ戦タイブレークでは、こちらまでアドレナリンが吹出し、シンクロナイズド・スイミングの美しさには鳥肌が立ち、野村の一本技には爽快感が突き抜ける。世界で言えば、女子陸上のマリオン・ジョーンズの爆発的エネルギーが個人的ハイライト。 あと、田島寧子のインタビュー、今時の若者の良さが全面に出ていて好感200%。ああいう恐いもの知らずの若者パワーが、日本を変えていく予感。 五輪サッカーについては今さら語らず(→心はアジアカップ・モード)。 しかし、五輪が終わってみれば、プロ野球はすっかり秋風。サッカー協会もひどいものだが、野球協会(?)も根本的な改革が必要では? あの五輪での惨敗ぶり、セ・リーグの白けぶり、パ・リーグは… 野球に余り興味が無い自分ですら心配。あと、スポーツをメロドラマやバラエティとして演出過剰に報道するメディアは救い様が無い(→特に「ゴルゴル」船越アナ)。NHKはさすがでした。 次にこれ程興奮できるのは、2002年冬季五輪。そして、同年の夏のワールドカップ。ああ、準備時間がどんどん減っていく、、、 P.S. キーボード、洗って乾かしたら復活しました。
|