アメリカのプロスポーツに関心を寄せるようになったのは学生時代だった。一度位は観戦してみたいと考えていた。アルゼンチンの予定が怪しくなった頃、アメリカでの時間が長くなりそうなことから、その機会を設けてみることを思いついた。野球は完全にオフだが、フットボール、アイスホッケー、バスケットボールはシーズン中だ!!各リーグのサイトを調べると、試合の開催日程などが判るが、私がサンフランシスコへ到着する日の晩、オークランドに本拠地を置くゴールデンステートウォリアーズがヒューストンロケッツを迎えて試合を行うことが判った。
それが判ると、とりあえずゴールデンステートウォリアーズのサイトにあった、チケットなどに関する問い合わせ先にメールし、「サンフランシスコ市内から会場への公共交通」、「会場で直接当日券が入手可能か否か」、「入場時のカメラを持ち込みなど規則」を訊ねた。時差を考慮すると“直ちに”と言ってよいタイミングで、広報担当者と見受けられるスタッフの方から返信があった。オークランドアリーナ(The
Arena in Oakland)への一番便利な交通機関がBARTで、滞在先のホテルなどで最寄駅を訪ねれば直ぐ判る旨と、会場へは鞄の類を持ち込むことが禁止されているので、荷物はホテルか何処かに置いてから足を運ぶ必要がある旨と、フラッシュが光らないカメラをポケットに入れて持ち込むことは認められている旨の情報を得た。
午後7時30分試合開始で、午後5時30分頃開場ということが判っていたので、前ページのように出掛けた…フットボールのレイダースと野球のアスレチックスが使用しているスタジアムの少し奥にウォリアーズが使用しているアリーナがある。券を売っている窓口を見付け、「今日の試合!!」と訊ねたところ、アッサリと55ドルの券が入手出来た…
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開場したばかりの会場では、ウォリアーズの選手がボールボーイに手伝わせて練習をしていた…席は比較的コートに近い…見渡したところ、1万6千人程度は収容出来るような会場だ…
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両チームが試合前公式練習を開始する頃になると、大勢のファンで会場が埋まってきた…“カウントダウン方式”で試合の残り時間を示す電光表示がゴールの所に着いているが、試合開始までの時間を刻んでいる…
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アメリカ国歌が歌われ、アッサリとビジターチームの先発オーダーがアナウンスされると、会場が暗転し、スポットライトがグルグルと回る中でスモークが噴出し、スコアやスポンサーからのお報せを映し出すモニターにはダンクシュートを豪快に決める選手達の勇姿が写し出され、華やかで重厚な音楽の中、ハッキリ見えなかったが、多分「みんな立て!来るぞ!」というようなことが大書されたボードを手にしたマスコットのサンダー-ウルトラマンのような、アクションが出来る程度の着ぐるみ…-が小躍りしながら駆け込み、スタンディングオべーションと大歓声の中、ウォリアーズが登場した。
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「昔から観ているよ!」という風のおじさん、若者、小さな子どもに至るまで、熱心に試合を見入って応援する。球を取られれば「おいおい、確りしろ!」という具合に呟き、得点があれば「Yes!!!」と力が入る…
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12分で4クォーター行われる試合が、クォーターの間やタイムアウトで途切れる都度、スポンサーが提供する景品を配ったり、ファンが参加する一寸したゲームがあったり、チアガールがダンスを披露する…会場に居る間中がエンターテイメントである…NBAのゲームは華やかなショービジネスでもある…
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