田植えをするという予定を伺っていたので、それに合わせて再訪問。健康を害してここ数年直接は農作業に携わっていなかったというイシマイル氏も、自ら作業を率先して行っていました。その熱意には、本当に頭が下がります。
種まき18日目にでも田植えができそうだという話だったのですが、若干、苗が黄色変化してきていて、その為に様子を見て延期していたのだそうです。田の水量調節をして大丈夫そうだということで、この日の挙行となったのでした。今後、水量調節だけではなく、EMの再投入が必要になるかどうか、注意深く見守る必要があります。
うれしそうに作業をする人たちの姿は、こちらがかえって力づけられる思いです。
少し時間があったので、被災者キャンプ訪問をしたムアラ・バトゥ地域を再訪問してみました。ロクスマウエ市から西に車で約40分、このあたりでは最も津波の被害の大きかった場所です。まだ20世帯ほどがテント生活をしていました。漁をしているこの人たちにとって、仮設住宅は海から遠いために不便で、そちらには移り住んでいないとの事。援助はなかなか難しいものです。
(05.6.22.)
6月27日、現地からの電話連絡が入りました。田植えした苗が赤茶に変色し枯れ始めているとの事。残念ですが、土壌改良はまだちゃんとできてはいなかったようです。水の管理の問題もあるのかもしれませんが、有機物の量が不足していたことも考えられます。
この方法を提示してくださった方の畑では、1000m2あたりに約5トンの有機物が投入されていたそうです。タナ・パシールの実験田では、2000m2の田圃に2トンの有機物、2トンの鶏糞ボカシを投入しました。10トンの有機物をかき集めて実験すべきかもしれません。こちらは乾季も終わりに近づいて、少しずつ雨も戻ってきています。まだ週に1,2度だけですが、それでも、周辺では雑草も伸び始めています。それを利用できる可能性も探ってみます。
どうぞ、続けて現地のためにお祈りください。
(05.6.30.)