1998年7月15日(水曜日)

私の部屋は天井にスポットライトが4灯。そしてパソコン。

これが暑い原因のような気がする。温度を計ると、部屋に入って(電灯とパソコンをつけて)1時間ほどで2度ほど上がった。

 

1998年7月14日(火曜日)

C社からWindowsのリソースファイルを翻訳するという仕事がきた。リソースファイルはややこしいので素直に言うとあまり引き受けたくなかったが、あまり断るのもよくないと思い引き受けた。

「できるだけ早く納品してほしい」ということだったので、すぐに訳してメールで納品した。

 

私がお世話になっている翻訳会社の傾向としては、最初のころは細々と指定されるが、付き合いが長くなると「なぁなぁ」になってくるような気がする。これは良いことか悪いことか…。

納期も明確には指定されず、「できるだけ早く」とか「いつできる?」とか言われることが多くなっている。もちろん、こちらからは、「じゃぁ XXX までに納品します」という返事はしている。もちろん、納期がバッチリ決まっていることも多い。

ところで最近、マンネリ化しているので、ここら辺でトライアルでも受けてみようかという気になってきた。合格するかどうかはよくわからないが、トライアルを受けるということ自体、スリリングという気がする。自分の翻訳技術に渇を入れる意味でもいいかもしれない。トライアルに連続して落ちたら、ハタと気付くこともあるような気がする。

 

1998年7月13日(月曜日)

最近は翻訳の仕事を断ることが多い。C社の謎の仕事は別としても、ほかの仕事も断ることが多い。

自分の興味が変わってきていると思う。

もともと、どちらかというと私は変化を求める方だ。常に自分自身が向上しているとか、世間の状況が変化しているとか、新しいことができるとか、そういうことを求めている。(そういう意味でコンピュータ業界は最適だ。)

翻訳の仕事に変化が少なくなったのが興味を失いつつある原因だと思う。

翻訳依頼が来て、翻訳して、納品する、という手順がパターン化されてしまって、これ自体は全然刺激的でなくなった。A社の辛口コメントも最近なくなってさびしい。

翻訳も自分の中では機械的になってきてワクワクしなくなった。

 

こんなことではいかん、と思いながらも、興味を持続するのはなかなか難しそうだ。何事も成功するには、強い精神を持ち続けるべし。継続は力なり。と、自分に言い聞かそうとはしているが…

 

1998年7月7日(火曜日)

C社から画面をキャプチャしてほしい、というちょっと謎な仕事の依頼が来た。

とりあえず断った。

 

1998年7月6日(月曜日)

C社からPCに関する質問が来たので答えておいた。

できれば仕事もください > C 社

 

1998年7月5日(日曜日)

最近、本をよく読む。翻訳のように文章を書く仕事をする下地を作るには、文章をよく読み、さらによく書くのがいいとも思う。

単行本を何冊も買ってきて置いてあるので、暇なときに次から次にと読んでいる。暇なときに読むというよりも、暇を作って読むといったほうが正確かもしれない。

私が読む単行本は作家が決まっているので、書く文章もなんとなくその人の文体に似てきてしまう。本当はいろいろな作家の本を読む方がいいのだろうが、本を読むことをノルマとして実行すると苦痛になる。好きだから読む、それが一番いい。

今日も4冊ほど買ってきた。

特に最近、夜が暑くて眠れないので読書にはちょうどいい。

 

1998年7月4日(土曜日)

暑い。エアコンもなければ扇風機もない。うちわでパタパタあおぎながら翻訳している。問題は片手でうちわをあおいでいるとパソコンに入力できないので、うちわを置いて入力する必要があるということ。

しかし集中してくると汗が流れるのも気にならなくなり、一気に訳す。暑さを思い出すと、うちわを取り上げパタパタ。

それにしても昨日は暑かった。

ついに夏か。

 

1998年7月2日(木曜日)

落ち込んでいるときも、ハイなときも関係なく来る、仕事は。

先週、C社から来たメールには返事しなかった(する気分じゃなかった)ので、もう来ないだろうと思ったが、また来て今度は引き受ける予定。

それにしても暑い。31度ある。エアコンを買うべきか。いや、こういうストイックな生活もいい。40度になっても死ぬわけじゃない。翻訳ができないわけじゃない。耐えられるか耐えられないかは精神的な問題だけだ。

 

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